呉勝浩『スワン』第73回日本推理作家協会賞〈長編および連作短編集部門〉受賞!
PR TIMES / 2020年7月11日 11時40分
第41回吉川英治文学新人賞とあわせてW受賞の快挙!!
2020年7月9日(木)に行われた選考会で、株式会社KADOKAWAより2019年10月に発売しました、呉勝浩著『スワン』が第73回日本推理作家協会賞〈長編および連作短編賞部門〉を受賞いたしました。 本作は、今年の3月に第41回吉川英治文学新人賞も受賞しており、W受賞の快挙となりました。
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7月10日(金)13時より行われたリモート記者会見で、京極夏彦代表理事の代読により発表された、北村薫立会理事からの報告によると「まず、『スワン』が熱量と密度において群を抜いているという評価を得た。語りの妙も含めて優れた作と認め、協会賞と決した(一部抜粋)」との評をいただいております。
※選考結果全文と個々の選評については、小説すばる9月号に掲載予定
本作は、現在、重版7刷まで版を重ねております。人気ミステリー作家たちも、声を揃えて絶賛する本書。ぜひこの機会に、お手にとっていただけましたら幸いです。
著者・呉勝浩氏より
推理作家になりたいと思い小説を書いてきた人間にとって、こんな栄誉なことはありません。今後も自分の推理小説を目指し精進してまいます。ありがとうございました。
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受賞作『スワン』について
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[動画:
https://www.youtube.com/watch?v=ODXi3evnbQI ]
知っているのだろうか。
事件のさなか、わたしと彼女がとった行動を――。
【あらすじ】
巨大ショッピングモール「スワン」で起きた無差別銃殺事件。死者21名を出した悲劇の渦中で、高校生のいずみは犯人と接しながら生き延びた。しかし、同じく事件に遭遇した同級生・小梢により、次に誰を殺すか、いずみの指名によって犯行が行われたという事実が週刊誌で暴露される。被害者から一転、⾮難の的となったいずみ。そんななか、彼女のもとに招待状が届く。集められたのは事件に巻き込まれ、生き残った5人の関係者。目的は事件の中のひとつの「死」の真相をあきらかにすること。その日、本当に起こったこととはなんだったのか?
◆文芸WEBマガジン「カドブン」(
https://kadobun.jp/)で試し読み配信中
第1回:
https://kadobun.jp/serialstory/swan/dcluh04nb6gc.html
※全16回
【書誌情報】
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『スワン』
著者:呉 勝浩
発売:2019年10月31日(木)※電子書籍も好評配信中
定価:本体1,700円+税
装丁:坂詰佳苗
⾴数:384⾴
体裁:四六判上製
発行:株式会社KADOKAWA
初出:「カドブンノベル」2019年9月号
https://kadobun.jp/
ISBN:978-4-04-108639-1
詳細ページ:
https://www.kadokawa.co.jp/product/321905000425/
作家 呉勝浩(ご・かつひろ)について
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【著者紹介】呉 勝浩(ご・かつひろ)
1981年⻘森県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒業。2015年『道徳の時間』で第61回江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。18年『⽩い衝動』で第20回大藪春彦賞を受賞。他にも吉川英治文学新人賞、山本周五郎賞、日本推理作家協会賞の候補になるなど、話題作を発表し続けている。著書に『ライオン・ブルー』『ロスト』『蜃気楼の⽝』『マトリョーシカ・ブラッド』『雛口依子の最低な落下とやけくそキャノンボール』『バッドビート』がある。2020年、『スワン』で第41回吉川英治文学新人賞、第73回日本推理作家協会賞〈長編および連作短編集部門〉をW受賞。
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