「われわれがそれ(角栄潰し)をやった」自主外交で角栄はアメリカに潰された! K長官が漏らした真意とは? 国際ジャーナリストが15年に及ぶ取材で掴んだ、数多くの決定的新事実!!
PR TIMES / 2020年10月14日 12時45分
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、 代表取締役社長:松原眞樹)は春名幹男『ロッキード疑獄 角栄ヲ葬リ巨悪ヲ逃ス』を2020年10月30日に刊行いたします。
「陰謀説」の真偽を徹底検証し、初めて証拠を挙げて解明。「巨悪」の正体を追究し、秘密に迫る!!
なぜ、首相の犯罪は繰り返されるのか? その構造までが浮かび上がる巨弾ノンフィクションーー。
[画像1: https://prtimes.jp/i/7006/7593/resize/d7006-7593-852107-0.jpg ]
米国立公文書館、ニクソン・フォード両大統領図書館、CIA、日本側資料、日米関係者らを取材・調査。「誤配説」、「ニクソンの陰謀」、「三木の陰謀」、「資源外交説」、「Kの陰謀」。陰謀説を徹底的に検証し、事実を解明。
【本書の内容】
田中角栄はなぜ逮捕されたのか?
その理由は「角栄の外交」に隠されていた。アメリカは「日中国交正常化」などの「角栄の外交」をひどく嫌っていたのだ。
その後発覚した、戦後最悪の国際的疑獄となったロッキード事件。そこでアメリカ政府高官は、密かに角栄の訴追を可能にする「ある細工」をした。外交の対立も、角栄訴追に関わる秘密も、米機密文書には記されていたが、日米の根幹に絡む『巨悪』の深い闇は文書が公開されず、解明されなかった。
15年に及ぶ取材から、初めて真の「巨悪」の正体を描き、巨悪の訴追が阻まれた理由に迫る!!
【目次】
まえがき
第一部 追い詰められた角栄
序 章
第一章 発覚の真相
第二章 三木の怨念と執念
第三章 ロッキード事件はなぜ浮上した
第四章 キッシンジャーの「秘密兵器」
第五章 角栄の運命を決めた日
第六章 L資料の秘密
第二部 なぜ田中を葬ったのか
序 章
第一章 日中国交正常化に困惑した米国
第二章 北方領土で米ソが密約
第三章 田中文書を渡した真意
第三部 巨悪の正体
序章
第一章 児玉の先に広がる闇
第二章 日米安保体制を揺るがす
あとがき
ロッキード事件年表
主要参考文献一覧
[画像2: https://prtimes.jp/i/7006/7593/resize/d7006-7593-538509-1.jpg ]
【書籍情報】
書名:ロッキード疑獄 角栄ヲ葬リ巨悪ヲ逃ス
著者:春名幹男
定価:2,640円(本体2,400円+税)
発売日:2020年10月30日
判型:四六判
商品形態:単行本
ページ数:600頁
ISBN:978-4-04-105473-4
発行:株式会社KADOKAWA
https://www.kadokawa.co.jp/product/321611000867/
春名幹男(はるな・みきお)
国際ジャーナリスト。1946年、京都市生まれ。大阪外国語大学(現・大阪大学)卒業。共同通信社入社。ニューヨーク特派員、ワシントン特派員と支局長、特別編集委員などを歴任。在米報道12年。1994年度ボーン・上田記念国際記者賞、2004年度日本記者クラブ賞受賞。07~12年名古屋大学大学院教授・特任教授、10~17年早稲田大学大学院客員教授。外務省「いわゆる『密約』問題に関する有識者委員会」委員を務めた。専門は日米関係、インテリジェンス、核問題。著書に、『核地政学入門』(日刊工業新聞社)、『ヒバクシャ・イン・USA』(岩波新書)、『スクリュー音が消えた』(新潮社)、『秘密のファイル CIAの対日工作』上下(共同通信社)、『米中冷戦と日本』(PHP研究所)、『仮面の日米同盟』(文春新書)など多数。
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