東日本大震災被災遺児の背中を押す風に「ロータリー希望の風奨学金」

クオリティ埼玉 / 2014年3月10日 13時4分

あの日から三年を迎えようとしている。
震災直後、全国各地区の代表「ガバナー」が立ち上がり奨学金制度をスタート。
その中心となったのが埼玉西北地区、国際ロータリー第2570地区当時のガバナー西川武重郎さん(志木ロータリークラブ)。
今でも全国から寄付が寄せられているが、中でも西川さんが感激をされたのは達筆な封書で少しでも役立ててくださいというお手紙付きの匿名寄付。
「国際ロータリーが発行する『ロータリーの友』という雑誌を読んで、この奨学金の存在を知ったということから 国際ロータリーで活動されているロータリアンの家族と推察される」と西川さん。寄付の総額は5億4千万を超え、今後7年間の奨学金運営が可能。
しかし、震災時に誕生した遺児を大学卒業まで支援を継続していくにはより一層の支援強化が必要。
返還不要の月額5万円。ただいまの給付人数は122名。
西川さんはガバナー時代に「利他の心で行動する」というテーマを掲げた。
「人のために奉仕をする。奉仕することに喜びと生きがいを感じる。これこそがロータリーの心の原点。人として自分さえよければいい、そういう考えでは本当の豊かさ、幸せはつかめない。今後もこの希望の風奨学金プログラムをしっかりと進めて震災遺児の明るい未来を願う、背中を押す風になっていきたい」と西川さんは確固たる決意を語った。
 
震災は風化させてはならない。そして、いまでも懸命に生きる、被災地の人に心を寄せていくべきだ。自分でできる「何か」を探していきたい。
(伊勢谷 珠子)

クオリティ埼玉

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