統一地方選に向けて壁がにぎやかになってきた~ポスターから見て取れる議員の素顔

クオリティ埼玉 / 2014年6月30日 11時31分

来年の4月に行われる統一地方選挙に向け、現職議員や候補予定者のポスターが貼られるようになってきた。 政治関係者は「事前ポスター」という言い方をしているが、公職選挙法上「事前」は違反なので、正確に言えば、政党演説会の告知ポスターである。まだ個人ポスター(1人ポスター)を掲示してもいい期間だが、早くも「2連ポスター」(候補予定者と政党代表者か地元選出国会議員などとの組み合わせ)も掲示され始めた。公職選挙法第143条(文書図画の掲示)では、任期満了の日の6か月前の日、又は解散の日の翌日から告示の日の間は、政党の政治活動用ポスターは掲示してもよいが、立候補予定者個人の政治活動用ポスターは掲示してはいけない、ということになっている。
公選法に則って9月くらいになると、だんだん個人ポスターから「2連ポスター」への貼り替えが始まり、新規の分も含めて、ますますにぎやかになることだろう。
 
ポスター掲示は、議員や候補予定者の支援者宅の壁が一番多いが、酷い場合は陸橋沿いの壁など、公共の場所に堂々と貼ってあるケースも多数見受けられる。所謂「無断貼り」だが、東京都練馬区の場合、その「無断貼り」場所に、複数のポスターが乱雑に貼られ、景観を無視した大変見苦しい状態になる。公共の場所だけじゃなく、実は個人宅の壁にも「無断貼り」が多いのが練馬区の特徴だが、政治ポスター故、剥がすと処罰されるのではないかとの恐れから、うかつに剥がせずにいると、その家主の方から聞いたことがある。
 
政権交代前、民主党の長妻昭衆議院議員が「とにかく数多くのポスターを貼らなければ選挙は勝てない」と公言していたことがあり、当時の小沢一郎代表も各候補予定者の事務所に「ポスターをとにかく数多く貼りなさい」と指示していた。確かに当時は、民主党の議員や候補予定者のポスターを数多く見かけたが、「無断貼り」が多かったのも民主党だった。さすがに小沢議員や長妻議員が「無断貼り」を奨励していたとは思わないが、当時の民主党の中には指示を曲解(拡大解釈)し、「貼ればいいや」的な、恐ろしく無責任な考えを持っていた人が多かったのは事実だ。残念ながら、未だに民主党議員の中には、そういう無責任な考えを持った人が多い。これからポスターを数多く見かけると思うが、貼り方1つで、その議員や候補予定者の素顔が見えてくるので、有権者はその辺も注視することが重要である。
 
川越市内の、とある交差点付近で、色褪せたポスターを見かけた。よく見れば現職市議会議員のポスターだったが、地域の人に聞いたら、貼られてからそれほど経っていないということだった。見るからに掲示されて4年も5年も経つような色の褪せ方だったので、多分印刷業者の選定を間違えたのだろう。それにしても見苦しいし、その議員のイメージも損なう恐れもある。ちなみに女性の議員である。
(直木 龍介)

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