災害時の備えは万全ですか?~さいたま市が開発した「さいたまの水」~

クオリティ埼玉 / 2014年10月2日 13時30分

 さいたま市水道局では水道事業に対する理解を深めてもらおうと市内の小学校などに職員を派遣して、水道局の仕事や役割を学び、水の大切さを理解してもらう活動を行うなど、通常業務のほかに水道事業に対する啓発活動にも力を入れている。今回、全国各地で起きる自然災害から防災意識が高まる中、その啓発の一環として命をつなぐ大切な水のあり方を改めて認識してもらおうと「さいたまの水」が登場した。過去にはペットボトルでの作製もあったが、より賞味期限を長くし、より災害備蓄に適するようアルミ缶ボトルとなった。さいたま市の地下水脈である「浦和水脈」は良質でなめらかな軟水である。その水脈、地下260メートルからくみ上げられた地下水を475ミリリットル入りのアルミボトル缶につめた。災害に備えた飲料水の備蓄PRとして製造し、啓発活動の一環として自治会等へ防災備蓄用に販売をしているという。また災害時にはこの貴重なさいたま市周辺の地下水脈を活用していけるよう、大切にしていきたいと話す。
 今の日本では蛇口を開けばきれいな水が出てくることは当たり前のようになっているようだが、きれいな水を作りだすことや汚水を処理することには多くの手間と費用がかかる。水を作ることへの理解と水を使うことへの気遣いをすることが、限りある水資源に対する思いやりではないかと思う。人間の体は成人で約60%が水分である。命の源である水を無駄にせず大切にすることがやがて人間自身にかえってくるのではないだろうか。
  「水を治める者は国を治める」と国の繁栄を左右するほど昔から水は貴重であり、水の事業は重要だ。さいたま市水道局でも水質検査、水道メーター検査、水道管検査などを日々行い、安全な水の供給に努めている。例えば、老朽化した水道管等の改修工事は如何に技術が進歩したとはいえ、絶えず取り替えていかねばならない。このように水道事業は市民生活にとって密接な事業なのである。
 「市民に安全できれいな水を絶やすことなく送り、またよごれた水の処理を行う。水を安心して使い、安心して生活できる街として、職員一同大きな責任を持って、住民生活に支障の無いように気を配りながら鋭意対応をしています。水の大切さに関心を持ち、水道事業の取り組みを多くの人に伝えて、さいたま市水道局の水道事業に対するさらなるご理解が深まることを願っています」と、さいたま市の日野徹水道事業管理者は、ほんのり桜色をしたアルミボトル「さいたまの水」を手にしながら語った。
   さいたま市水道局の「さいたまの水」はこういった思いを込めてつくられているのではないだろうか。
 
 「さいたまの水」お問い合わせ先
 さいたま市水道局水道総務課 広報・防災係 048-714-3069
(多田 清成)

クオリティ埼玉

トピックスRSS

ランキング