もてなしが美味しい 居酒屋なんやかんや

クオリティ埼玉 / 2014年11月20日 13時39分

   埼玉県庁を背に県庁通りを浦和駅方面に向かい、すぐの県庁前(東)交差点を右折した5つ目のビル地下1階に御食事処 居酒屋「なんやかんや」が待っている。この場所で平成5年2月4日にオープン以来、20年以上の老舗である。客層は埼玉県庁が近くということもあって、県庁をはじめ隣接するビルオフィスで働く人たちが多く、常連となっている。店主によると最近は「士業」のお客が多くなったという。士業とは弁護士、司法書士、行政書士といった職業の人だそうだ。以前は会社などの10名単位の人数でのグループ客が多かったそうだが、最近は3~5名程度の少人数グループが主流で、気の合った仲間で過ごす人が増えたようだ。
   店主 森泉昌(もりいずみまさし)氏(54歳)の明るい人柄とリーズナブルな値段の美味しい料理に再来店するお客が後を絶たない。森泉氏の信条は、お金を頂く以上はお客様に美味しいと喜ばれ、楽しんでいただくことだという。また近江商人の心得「三方良し」の「売り手良し、買い手良し、世間良し」の精神で、店とお客が共に満足し、そういった環境から社会貢献も出来れば良い商売につながるとのだと常に心がけてお店を続けているという。また、仕入れ先や店の従業員に対しても感謝を忘れず、働く人を大切にしている。なんやかんやでは今も10年以上続く従業員が多く、板前さんはオープンからの初期メンバーの一人である。「このお店は働いていただく人に恵まれている」と話す控えめな店主の言葉に、人をもてなすという心意気が伝わってくる。
   若き時代に居酒屋で働いたことをきっかけに、自分で店を出すという目標に目覚めた。当初の計画では10数年働き資金を作り40歳すぎにお店を出すつもりでいた。しかし、「40代で遅くはじめるのも、もっと早くはじめるのも同じ苦労だ。早く稼げばはやく取り戻せる。」という友人の助言に、それもそうだと30代でお店を出した。
   メニューは、焼酎、生ビールはもとより、およそ50種類の日本酒、埼玉県産では花陽浴(はなあび)(羽生市)、神亀(しんかめ)(蓮田市)などが豊富に用意されている。肴のメニューでは水餃子、馬刺し、生たこ刺身わさびが人気であり、焼魚、煮込みなどどれも美味しい。季節料理でむかごのから揚げ、くわいの素揚げなど四季折々のメニューも嬉しい。月~金のランチ(750円~)もやっており、なんや定食(焼魚、焼肉)、かんや定食(刺身など)を提供している。客の限られた昼休みを気遣い、スピード提供がまた嬉しい。気遣いともてなしのお店に足を運んでみてはいかがだろう。  「なんやかんや」というお店のなまえの由来?直接来店して店主と会話する楽しみとしていただきたい。
 
なんやかんや さいたま市浦和区高砂3-10-4-B1 電話048-862-1699
営業時間
昼(ランチ)11:10~13:15(月~金)
夜17:00~22:30(ラストオーダー)休日 第2、4土曜日、日、祝日
※12月中は土曜日も営業。
(多田   清成)

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