品格ある子どもの育て方第四章 品格を育てられる「学校と先生」の条件とは?(62)

クオリティ埼玉 / 2014年12月22日 10時5分

間違いを見直そうとしない子どもたち
~点検を怠る大人たちの通用しない言い訳~
 
2006年8月14日に、こんな事故がありました。「クレーン船のクレーンが送電線と接触した」というものです。
通信社の記事によると、首都圏の大規模停電で、送電線と接触したクレーン船のアームの中央に黒く焦げた接触痕が残っていたことが警察の調べでわかりました。乗組員らは事情聴取に対し、現場に行ったのははじめてで、送電線があることはわからなかったと説明したというのです。
「おいおいちょっと待て」と言いたくなるのは私だけではないと思います。「現場に行ったのははじめて」と言い切ってしまう感覚に対して疑問を感じませんか?
 だったらきちんと下見をして、当日のフローチャートくらい事前に作成するでしょう。土地勘のない場所であれば、自動車の運転でも普段より慎重に行い、周囲の状況を確認する目視に気を使うのが普通でしょう。
「送電線に気がつかなかったってナニ?」と言いたくなるのも当然。少なくとも大の大人の言い訳として通用するものではありません。
「点検を怠らない」「自分の行動・結果を吟味する」という習慣を持たないことは、こんな大事故を起こすことにもつながります。みなさんもお感じのことと思いますが、この手の人災は今後ますます増えていくでしょう。
「品格ある子どもの育て方(PHP文庫) 秋田洋和著」より   

クオリティ埼玉

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