スターと視聴率

クオリティ埼玉 / 2014年12月24日 14時49分

このところ、日本を代表する名俳優が亡くなり、なんとも寂しい気持ちの日本人が多いのではないだろうか。私もその名俳優、高倉健さんや菅原文太さんの若かりし二枚目俳優時代こそ知らないが、年を重ねた彼らの渋さ、色気はまさに圧巻であると痛感する。
 
近頃の俳優はというと、テレビに多く露出するものが人気の傾向にある。しかし、ドラマでも視聴率がとれないと、テレビから切り捨てられる。
 
俳優ではないが笑っていいとものタモリがいい例だ。
「ビックスリー」と言われていた、タモリ、たけし、さんま。
さんまはさておき、彼らは、視聴率など気にせず、笑いに徹するがあまり、若い世代とのギャップが生じてしまい、ギャクを発する彼らを、「親父ギャグ、もう終わったひと」と馬鹿にすることが多いようである。
では、彼らのような頭の回転が速い若手芸人がいるのだろうか。さらに今は視聴率やうるさい視聴者を気にするあまり、つまらない芸人が多い。
 
またミュージシャンでも同じことが言える。歌は上手いが、わけのわからない、横文字の歌を歌うものが多いのが現状だ。
以前の歌は童謡や唱歌、叙情歌のように、詩が心を打つものが多い。
今はなかなか歌番組で聴けない演歌もそうである。歌詞が涙を誘うものが多く、ふる里、東北、母、酒、愛、時に不倫・・・等々、心にふれるものが数多くある。
美空ひばりこそいないが、北島三郎、五木ひろし、森進一、石川さゆりなどその詩を歌いあげる演歌の大御所がいる。
 
冒頭に戻ろう。俳優も彼らを超えられる俳優は誰一人いないと言っても過言ではない。
 
各分野、日本の伝統を守る、歴代スターを超えるものが今の若者から出てくればいいが、それはないに等しいかもしれない。
まあ、政治家もそうであろう。小粒、小物は多くいるが・・・。
 
もっとこれらの大物スターを露出し、視聴率の在りかたを見直すべきところにテレビはきているのではないだろうか。
(日々木 奈々)

クオリティ埼玉

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