今季ブレイクしそうな若手:パスカル・シアカム編
NBA Rakuten / 2019年7月25日 10時6分
大波乱となった今オフもようやく終盤を迎えた今、NBA解説者やファン達は来期のNBAがどうなるかを予想し始めているようだ。今オフは特に、例年と比して多くのスーパースターがチームを変更した為、リーグ全体がどう変わるか非常に楽しみである。
多くが彼らスーパースターの活躍に注目する中、今回は未だスポットライトを浴びていないが、今季にもブレイクしそうな若手選手を紹介したい。ここでいう「ブレイクしそうな若手」の定義は、25歳以下のオールスター選出経験のない選手で、今季に初めてオールスター選出が期待される選手としよう。
今回は、昨季チャンピオン、トロント・ラプターズのパワーフォワードであるパスカル・シアカムについて語りたいと思う。
昨季のNBA最成長選手賞(MIP)受賞者であるシアカムを、今季ブレイクしそうな若手に含めない訳にはいかないだろう。最も成長を遂げた選手として評価された彼の勢いは留まる所を知らない。大きな怪我がなく、順調に行けば、彼は間違いなく今季のオールスター選出が期待される選手だ。
NBA.comの「Advanced Stats」で調べた結果、カワイ・レナードが出場していない間、シアカムの昨季の平均(1試合36分出場したとして)は20.7得点、8.4リバウンド、3.6アシストとなっている。これは、昨季ファイナルズ最優秀選手(MVP)であるレナードを除くと、シアカムがチームのトップスコアラーである事を意味する。
また、シアカムのオフェンス負担を表すユーセージ%(USG%)は、レナードとのラインナップ時は19.4%であるのに対し、レナード不在時は21.9%であったという結果が出ている。これが何を意味するかというと、レナード無き今季、シアカムがチームに一番頼られる存在になるという事だ。さらに、上記数字は彼が期待に応えられる事を裏付けている。
この様に、今季ラプターズのベストプレーヤーとして期待が高いシアカムは、昨季よりも多くの仕事を任される事になり、1試合23得点を平均する選手にとなる事が予想される。加えて、彼の優良なディフェンスが組み合わされば、彼はきっと今季のオールスターに選出される事となるだろう。
スポヲタ:ビタラフ アドル
(C)2019 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.
この記事に関連するニュース
-
ブレイク・グリフィンが引退表明 NBAクリッパーズなどで活躍
AFPBB News / 2024年4月17日 13時1分
-
英雄カーメロ・アンソニーが“ストップ・ザ・ナゲッツ”の候補にアンソニー・エドワーズを指名
NBA Rakuten / 2024年4月14日 12時22分
-
シェイ・ギルジャス・アレクサンダー、シグネチャーシューズ契約に複数の企業が関心と米報道
NBA Rakuten / 2024年3月31日 11時38分
-
ポール・ジョージのクリッパーズ再契約決定はまだ先? 米記者指摘「両者には隔たりがあるようだ」
NBA Rakuten / 2024年3月30日 10時20分
-
ジェイソン・テイタム、6歳の愛息がバスケの虜になり始めたことを告白「それを見るのが楽しい」
NBA Rakuten / 2024年3月30日 8時50分
ランキング
-
1最新データで発覚…大谷翔平176号は「誰も動いてない」 明かされた驚愕の「30/30」
Full-Count / 2024年4月23日 17時3分
-
2《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン / 2024年4月23日 7時20分
-
3レイカーズ 敵地で最大20点リードも大逆転負け…対ナゲッツ10連敗でPO1回戦0勝2敗 八村は3得点
スポニチアネックス / 2024年4月23日 13時39分
-
4大谷翔平がMLB日本人通算HR記録を更新 それでも超えられない「ゴジラ松井」という高い壁
NEWSポストセブン / 2024年4月23日 17時30分
-
5【F1】角田裕毅〝謎の大不振〟の理由をマルコ博士がズバリ指摘「最善の決断ではなかった」
東スポWEB / 2024年4月21日 13時48分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください