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ルーキーランキング第4週:ヒートのナンが浮上! 八村はランク外へ

NBA Rakuten / 2019年11月22日 19時0分



 


もはや毎週言っているようにも思えるが、また新たなルーキーが評価を上げた。

先週はコービー・ホワイトが素晴らしいパフォーマンスを披露していたが、今週は数人の新人が多くの人を驚かせる活躍を見せている。

シカゴ・ブルズのダニエル・ギャフォードがその1人だ。今週月曜日(日本時間19日)の時点で、今季合計わずか13分間のプレイにとどまり、シュートも一本も打っていなかったギャフォードだったが、その日に行われたミルウォーキー・バックス戦で状況は一変した。20分の出場時間でダンクの雨を降らし、21得点(FG10/12)、5リバウンド、2ブロックと爆発したのだ。

ドラフト全体38位でブルズに指名されたアーカンソー大のギャフォードは、ザック・ラビーンとのピック&ロールを何度も成功させるなど、自身がより多くのプレーイングタイムを得る価値があることを持ち前のサイズと身体能力で証明した。

しかし活躍したのはギャフォードだけではない。

ニューオーリンズ・ペリカンズのジャクソン・ヘイズは、苦戦するゴールデンステイト・ウォリアーズとの一戦で躍動。10得点、10リバウンド、3ブロックを記録するなど、高さとエナジー溢れるプレイで自身の存在をアピール。

そしてトロントでは、またドラフト外のルーキーが頼れる控えのオプションとして徐々にその価値を高めている。それがリーグ入りする前はミシシッピ大で4年間プレイしたテレンス・デイビスだ。デイビスは直近4試合のうち3試合で2桁得点を記録。現地水曜日のマジック戦では19得点、8リバウンド、5アシストで勝利に貢献するなど、「想定以上の活躍だ」と称賛するニック・ナースHCを含め多くの人を驚かせている。

このような野心に燃える選手たちが多く揃っているからこそ、今季のルーキークラスは非常に魅力的だといえるだろう。

1. ジャ・モラント(メンフィス・グリズリーズ)
過去から未来にバトンは引き継がれたようだ。マイク・コンリーのメンフィス凱旋試合で25得点、8アシストを記録したモラントは、グリズリーズにリードをもたらすシュートを沈めるなど、勝負所で何度もビッグプレイを決めてチームを勝利に導いた。長らくコンリーがチームの屋台骨となっていたが、モラントはチームをそのさらに上に押し上げるプレイヤーなのかもしれない。ジャレン・ジャクソンJr.も、「彼はとんでもない選手だ。スピードの緩急、ドリブル能力は別次元。数年に1人の逸材だよ」とその才能に脱帽している。

2. ケンドリック・ナン(マイアミ・ヒート)
好調を維持するヒートだが、ナンがその大きな要因だと言っていいだろう。4連勝でイースタンカンファレンス3位に浮上したヒートにおいて、ナンはその間平均19.0得点、5.3アシスト、FG成功率53.4%(3ポイント43.5%)を記録。平均スティール数(1.5)で新人トップになるなど、オフェンスだけでなく守備でも存在感を放っている。対戦時に22得点を決められたペリカンズのアルビン・ジェントリーHCは、「彼がここまでやってきたことは本当にすごい。ドラフト外からトップチームのリーディングスコアラーになるなんてNBAではあまり例がない。彼はとても自信を持ってプレイしている。リーグでプレイする価値があるだけでなく、彼はほとんどの時間で試合におけるベストプレイヤーだった。彼のやることには間違いが少ない」とその能力を高く評価した。

3.エリック・パスカル(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)
チームはかつてないほどに苦戦しているが、依然としてパスカルはチームの希望として光を放っている。万能ビッグマンは直近4試合で平均21.3得点、6.8リバウンドをマーク。現地日曜日のペリカンズ戦では30得点、7リバウンドを叩き出している。怪我人だらけのチーム状況が続くようであれば、パスカルは変わらず多くの出場時間を得ることになるだろう。

4.RJ・バレット(ニューヨーク・ニックス)
今週は苦戦が続いたバレットだったが、決してひどかったわけではない。先週のシャーロット・ホーネッツ戦で22得点(FG8/16)を記録し、勝利したクリーブランド・キャバリアーズ戦では24分の出場で15得点、2ブロック、2スティールとオールラウンドに活躍。その後のフィラデルフィア・76ers戦では8得点(FG4/12)に終わり、チームも17点差をひっくり返され敗戦を喫したが、本人は決してネガティブになっておらず、「自分のシュートは打てた。すべてを決めることはできないから、その点に関しては良かったと思う」と前向きに語っている。

5.タイラー・ヒーロー(マイアミ・ヒート)
今週平均16.7得点をマークした全体13位指名のルーキーが、今ランキングのトップ5に戻ってきた。2人の新人に多くの出場時間を与えながらも(最近はクリス・シルバの出場時間も伸びているが)好調を維持しているという事実がヒートの注目度をより高めている。シュートタッチを取り戻したヒーローは、今週3試合でFG成功率59.4%をマークしており、3ポイントは12本中6本を沈めている。



(C)2019 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.



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