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オフに移籍した主な選手たちの評価

NBA Rakuten / 2019年11月27日 18時58分



一番のインパクトはレイカーズのデイビスか


昨オフ、多くの選手がFAやトレードで移籍した。その中でも主な選手たちの序盤戦のパフォーマンスを振り返る。

■アンソニー・デイビス(ロサンゼルス・レイカーズ)
選手個人、移籍したチーム側の両方にベストの結果をもたらしているのがデイビスではないだろうか。レイカーズはウェスタン・カンファレンス首位に立ち、彼自身も1試合平均25.1得点、9.0リバウンド、2.9ブロックと見事な成績を残している。

■カワイ・レナード(ロサンゼルス・クリッパーズ)
ロードマネージメント、膝の痛みで欠場することはあるものの、試合に出た時のレナードは、クリッパーズが期待した通りのプレイを見せている。ここまで平均25.7得点、8.0リバウンド、5.5アシスト、2.1アシストを記録。練習熱心な態度は、チームに良い影響をもたらしている。

■ポール・ジョージ(ロサンゼルス・クリッパーズ)
夏に受けた肩の手術によりシーズン最初の11試合を欠場したが、トップレベルに戻るのに時間はかからなかった。今季初めの44分間で70得点を挙げ、古巣オクラホマシティ・サンダーとの一戦では決勝弾を沈めた。ジョージとレナードの連携についてはこれからだ。

■ケンバ・ウォーカー(ボストン・セルティックス)
イースタン・カンファレンス上位につけるセルティックスは、現時点では先発PGをカイリー・アービングからウォーカーに変えたことがプラスに働いていると言えるだろう。ウォーカーは平均21.1得点、3ポイントシュート成功率38.9%を記録している。

■ジミー・バトラー(マイアミ・ヒート)
強豪フィラデルフィア・76ersを去ったバトラーは、新天地ヒートをリーグ上位に押し上げる立役者となっている。得点、リバウンドで数字を残しつつ、相手のエースも抑えている。ただ、近年は移籍を繰り返している彼が、いつまでチームに良い影響を与え続けられるかは懸念である。

■マルコム・ブログトン(インディアナ・ペイサーズ)
スモールマーケットのペイサーズがミルウォーキー・バックスでPGの役割をシェアしていたブログトンと、4年8500万ドルの大型契約を結んだことに驚いた。しかし、ここまでは堅実なプレイを続けており、ファンはビクター・オラディポの復帰によるバックコートコンビを楽しみにしている。

■カイリー・アービング(ブルックリン・ネッツ)
アービングが去ったセルティックスは、彼が加入したネッツより現時点で上の順位だ。ここまでアービングは、1試合平均28.5得点、7.2アシスト、5.4リバウンドを記録している。

■ラッセル・ウェストブルック(ヒューストン・ロケッツ)
ロケッツ加入後、フィールドゴール成功率、平均得点、アシストと、ウェストブルックのスタッツは落ちている。ただ、ジェームズ・ハーデンと一緒にプレイすることで、ある程度は予想できていた。そして前と変わらず彼は、安定したインサイドへのアタックを見せている。

■ブランドン・イングラム(ニューオリンズ・ペリカンズ)
ここまでイングラムは、リーグ8位の平均26.1得点(フィールドゴール成功率50.6%)と、キャリアを変えるシーズンを送っている。ともにレイカーズから加入したロンゾ・ボールよりも多くのチャンスを得ている。あとは新人ザイオン・ウィリアムソンが復帰した後の変化にうまく適応できるかだ。

■ディアンジェロ・ラッセル(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)
ステフィン・カリー、クレイ・トンプソンの離脱により、ラッセルはチームで最も実績のあるスコアラーとなった。コンディションが万全の時は、試合にインパクトを与えている。ただ、来シーズン、首脳陣がカリー、トンプソンと彼によるスリーガード・ローテーションの一員として再建に組み込むかは、これからのプレイにかかっている。

■アル・ホーフォード(フィラデルフィア・76ers)
セルティックスを離れ、76ersに加入したホーフォードは、ここまでスター選手(ジョエル・エンビード)をサポートし、リーダーシップを発揮するという、これまで通りの貢献を見せている。

■シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(オクラホマシティ・サンダー)
キャリア2年目の彼は、ここまで昨シーズンの約2倍となる平均19.3得点をマークするなど、サンダーの将来を担う選手になっている。トップクラスのFA選手を獲得するのが難しいサンダーにとって、育成はチームの鍵であり、今はアレクサンダーが再建計画の中心となっている。

■クリス・ポール(オクラホマシティ・サンダー)
ここまではケガなく過ごし、若手の良い指南役となっている。ベテランの彼にとって、再建期に入ったチームにいるのは理想的な状況ではない。ただ、マックス契約を抱えているポールのトレードが成立するかと言われたら、それはノーだ。

■ボーヤン・ボグダノビッチ(ユタ・ジャズ)
1試合平均20.9得点、3ポイントシュート成功率45.9%をマークしている。ジョー・イングルズがフィールドゴール成功率34.5%と苦戦しているため、ボグタノビッチの外角シュートはより重要性が増している。彼とロイス・オニールだけが今のジャズにとって信頼できる長距離シューターだ。

■マイク・コンリー(ユタ・ジャズ)
コンリーのシーズン序盤におけるシューティングスランプは、最も大きなサプライズだった。今の彼は、ドノバン・ミッチェルと共に攻撃の中心を担うのではなく、サポート役を務めている。ただ、それでも彼に対するジャズの信頼は変わらない。

■テリー・ロジアー(シャーロット・ホーネッツ)
昨シーズン、セルティックスの控えPGだったロジアーは1試合平均17.4得点、4.4アシストと手堅い数字を残している。また、ロジアーは、彼と入れ替わりでホーネッツからセルティックスへ移ったケンバ・ウォーカーよりも安い年俸だ。現時点で、ホーネッツの成績はこれまでと変わらず下位だが、若返りには成功している。



(C)2019 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.



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