1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

クリッパーズのポール・ジョージ、オーナーの“本気度”に共鳴「ここで歴史を築きたい」

NBA Rakuten / 2020年7月5日 9時0分



選手たちと好関係を築くバルマー・オーナーを「チームの一員」と称す


ロサンゼルス・クリッパーズは今季、新加入のカワイ・レナードとポール・ジョージが二枚看板として君臨し、ウェスタン・カンファレンス2位(44勝20敗)の好位置につけている。“弱小軍団”だった1980年代から2000年代前半までとは一転、リーグを代表する強豪に変貌した理由の一つに、選手とオーナーの好関係があるようだ。

クリッパーズは1981年から33年間、実業家のドナルド・スターリング氏が所有。ケチのオーナーとして知られ、大金を費やす補強は行わず低迷期が続いた。人種差別発言が明るみに出てNBAを永久追放となった2014年、チームを買い取ったのがかつてビル・ゲイツの右腕を務め、マイクロソフト社CEO(最高責任者)だった現オーナーのスティーブ・バルマー氏だった。


バルマー氏はスターリング氏とは異なり、ファンに負けないほど熱狂的にチームを応援。今季トレードでクリッパーズ入りしたジョージは、元NBA選手のクエンティン・リチャードソンとダリアス・マイルズがホストを務める『The Knuckleheads』で、オーナーの熱意に共鳴を感じていることを明かした。

「ショーじゃないし、注意を引こうとしているわけでもない。それがスティーブ・バルマーという人物で、100%のエネルギーを注いでいるだけさ。彼はここで文化を築きたいんだ。『君たちが必要なもの、ロッカールームに足りないもので欲しいものがあれば私のところへ来なさい』と僕らに何度も言っている。すべての選手がクリッパーズに来たいと思うことを望むよ。僕はこのチームで歴史を築きたい」

NBAでは、ダラス・マーベリックスのマーク・キューバン・オーナーもコートサイド最前列でユニフォームを着て熱狂的な応援をすることで知られる。ジョージによれば、バルマー氏は一緒に戦う“仲間”のような感覚があるという。

「どんな試合の後にも『いい仕事だった』『みんな懸命に戦った』とテキストメッセージをくれる。いつもロッカールームの入口で待ってくれているし、彼とのハイファイブで試合を締めくくると、僕らの一部なんだと感じる。彼はオーナーじゃなく、このチームの一員だ。彼のためにプレイしたいと思うし、チャンピオンシップをプレゼントしたい」

球団創設50周年目の節目を迎えているクリッパーズ。ジョージやレナードら選手、スタッフ、オーナーのバルマー氏が一丸となり、悲願の初優勝を手にしたいところだ。



(C)2020 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.



この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください