米識者がビクター・オラディポのヒート入りを予想「そのユニフォームを着ていなかったら驚き」

レポーターのフェラーロ氏はオラディポがサウス・フロリダでのプレイを望んでいると言及

インディアナ・ペイサーズの大黒柱ビクター・オラディポは、フロリダ州オーランドで再開されるシーズンへの不参加表明後に現地入りして参戦を示唆するなど、注目を集めている。同時に、完全FA（フリーエージェント）となる2020-21シーズン後の去就も話題になり始めているようだ。

2021年のFAと言えば、最大の目玉は昨季MVPのヤニス・アデトクンボ（ミルウォーキー・バックス）。他にもレブロン・ジェームズ（ロサンゼルス・レイカーズ）、カワイ・レナードとポール・ジョージ（ともにロサンゼルス・クリッパーズ）など大物揃いで、オフにリーグ勢力図が大きく変わる可能性がある。

『WPLG』のレポーターを務めるクレイ・フェラーロ氏は『Friends of Five』に出演した際、「ヒートは現実的に、（トレード説のある）ブラッドリー・ビール、ヤニス、オラディポ、誰を獲得できると思うか？」と尋ねられ、自身の見解を述べた。

「ビールはヒートに完璧にフィットする。ただ、彼はワシントンを離れたがらないだろう。ヤニスやビールを獲得することは現実的に必要ない。逆に、オラディポは第一にサウス・フロリダでのプレイを望んでいると私は思っている。彼はサウス・フロリダにジムを持っていたり、たしかお母さんも住んでいるなど繋がりがあるんだ。第二にインディアナは彼に超マックス契約はオファーしない。4年総額8000万ドル（約85億6000万円）といったところだろう。今後数年でビクター・オラディポがヒートのユニフォームを着ていなかったら驚きだ」

新エースのジミー・バトラーを中心に、新人のタイラー・ヒーローとケンドリック・ナン、3年目のバム・アデバヨなど新旧のタレントが噛み合い、リーグ中断までカンファレンス4位（41勝24敗）の好成績を収めたヒート。次期スター候補としてキャリア平均17.4得点を挙げている28歳のオラディポを獲得することになるのだろうか。

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