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アンソニー・デイビス、優勝持ち越しも優位性を主張「僕たちはあと一つ、ヒートはあと二つ勝たないといけない」

NBA Rakuten / 2020年10月11日 9時50分

右足かかとを痛めながら28得点、12リバウンド、3アシストと奮闘するも、第5戦で優勝を決められず


ロサンゼルス・レイカーズは、10月9日(日本時間10日)に行われたマイアミ・ヒートとのNBAファイナル第5戦で108-111と敗れ、シリーズ3勝2敗と優勝は持ち越しとなった。怪我を抱えながらも奮闘するアンソニー・デイビスは、自分たちの優位性を主張している。

デイビスは第1クォーター残り約1分の場面で、ヒートのアンドレ・イグダーラとリバウンドを競った際に右足かかとを負傷。苦悶の表情を浮かべてコートに倒れ込み、ベンチに下がった。

過去に痛めていた箇所が悪化する形となったが、第2クォーターにコートに戻ると、最終的に42分間出場して28得点、12リバウンド、3アシスト、3スティール、3ブロックと奮闘。レイカーズはレブロン・ジェームズも40得点、13リバウンド、7アシストと活躍を見せたが、ヒートのジミー・バトラーを抑えきれず、第5戦で優勝を決められなかった。


デイビスはかかとの怪我について、「僕は動き続けて、止まらないようにした。アドレナリンを出して、プレイし続けることができた」と試合後の会見で言及。痛みがあることを認めつつも、「(第6戦が行われる)日曜日までに良くなるさ」と語っている。

ジェームズも、「彼はウォーリアー(戦士)だ。コートにいるだけで、俺やチームに自信をもたらしてくれる。シーズンを通して戦ってきて、切り傷、腫れ、あざがあるのは知ってる。もし仲間が万全の状態でないのなら、俺たちが助けないといけない」とデイビスのサポートを誓う。

接戦を落としたとはいえ、レイカーズは依然として優勝に王手をかけている状況。ヒートに対して、優位な立場なのは変わらない。デイビスもNBA8年目での初戴冠に闘志を燃やす。

「これがバスケットボールで、これがファイナルだ。僕たちは勝利を望んでいる。日曜日(11日)にそれを掴みにいかないといけない。僕たちはあと一つ勝たないといけない。彼ら(ヒート)は二つ勝たないといけない。それを覚えておく必要がある」

自身初のタイトルを獲得した時、デイビスはスーパースターとしての地位をさらに固めることになるだろう。


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(C)2020 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.

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