サンズが第3クォーターでスパーク マーベリックスを30点差で撃破

ブッカーはプレイオフ30試合目でポストシーズン通算800点超えを達成

日本時間5月11日（現地10日）に行なわれたフェニックス・サンズとダラス・マーベリックスのプレイオフ・カンファレンス準決勝第5戦は、110-80でサンズが勝利した。シリーズ3勝目を挙げ、カンファレンス決勝進出に王手をかけた。

前半は49-46とわずか3点差しかなかったが、第3クォーター開始早々にサンズが11-4のランで一気にマーベリックスを突き放す。この12分間で33-14と大量リードを奪うと、守っても12個のターンオーバーを誘発した。

サンズはデビン・ブッカーがチームハイの28点、7リバウンド、2スティール、ディアンドレ・エイトンが20点、9リバウンド、クリス・ポールが7点、10アシストを記録。なお、ブッカーはプレイオフ30試合目でポストシーズン通算800点超えを達成した。30試合での800点到達は歴代18人目。2000年以降では、アレン・アイバーソン（元フィラデルフィア・76ersほか）、ビンス・カーター（元トロント・ラプターズほか）、トレイシー・マグレディ（元ヒューストン・ロケッツほか）、レブロン・ジェームズ（ロサンゼルス・レイカーズ）、ケビン・デュラント（ブルックリン・ネッツ）、ドノバン・ミッチェル（ユタ・ジャズ）、アンソニー・デイビス（レイカーズ）しか達成していない偉業である。

マーベリックスはルカ・ドンチッチが28点、11リバウンド、ジェイレン・ブランソンが21点を挙げたが、チーム全体でFG成功率が38.0%に沈んだ。

第6戦は13日（同12日）にマーベリックスの本拠地アメリカン・エアラインズ・センターで行なわれる。

（C）2022 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.