Sexy Zone、パフォーマンスの実力やいかにーー『ジャニーズ2020ワールド』に行ってきた

リアルサウンド / 2013年12月8日 10時50分

 12月7日、ジャニーズ舞台の集大成とも言える『ジャニーズ2020ワールド』が初日を迎えた。

 この舞台は、ジャニー喜多川氏が“最も多くのエンターテインメントショーをプロデュースした人物”など3部門のギネス世界記録に認定されたことを記念し、昨年11月に制作された『ジャニーズ・ワールド』の再演だ。

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 前作では、座長にHey!Say!JUMP、その脇を実力派のA.B.C-Zと若手のSexy Zoneが支えるという3グループでの共演だった。しかし今作では、マネジメント体制がジャニー氏からジュリー氏へと移ったとささやかれるJUMPが、物語のキーパーソンとなる薮宏太のみを残して消えた。そして、Sexy Zoneがメインへと昇格。センターをつとめる佐藤勝利は、前作が舞台初出演というところからの大抜擢であるがゆえに、ファンの間では「実力が伴わないのではないか」と懸念される声もあった。

 しかし、初日の公演を見て、その心配は吹き飛んだ。ストーリー自体も前作に比べて整理され、ひとつのミュージカル作品としての完成度を上げている。さらに、物語のキャラクターとして登場した佐藤の初々しい演技が相乗効果となって、より魅力を増していたのだ。

 帝国劇場史上最多という23種類のフライングも見どころ。中島健人が客席頭上からバンジージャンプのように飛び降りたり、佐藤勝利が布1枚をまとって宙吊りになったりとバラエティ豊かだ。

 劇中では少しツッパったイメージのある菊池風磨を、先輩のA.B.C-Zの戸塚祥太が、「けだるい雰囲気を出しつつ、本当は誰よりも熱い」などと真正面からいじるシーンも。それに対して菊池は「恥ずかしい、やめろ!」と反抗的な態度を取りつつも、うれしそうな表情を見せた。キャラをいじる設定にも柔軟に対応できるくらい、精神的にも成長したのだろう。

 もちろん、ミュージカルということもあり音楽要素もふんだんに含まれている。佐藤は全身を使って力強く和太鼓を叩き、中島はかねてから得意とするピアノ演奏の腕を披露するべく、バンドのキーボードとして登場。また、歌が好きな菊池は橋本良亮(A.B.C-Z)の歌声にハーモニーを加えた。

 いかにSexy Zoneにとって、2013年が充実していたものだったのかを、感じずにはいられない仕上がりだ。今作を通して、さらに経験値が身につくはず。彼らが、新たなジャニーズ舞台の歴史を築いていく存在となることを確信した舞台だった。(佐藤結衣)

リアルサウンド

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