ラルク、ももクロ、AKB48も……国立競技場でライブ公演が増えた理由

リアルサウンド / 2014年1月8日 22時23分

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 L'Arc~en~Cielが3月21、22日に国立競技場で単独ライブを行うことを発表し、大きな話題となっている。L'Arc~en~Cielは、2012年5月に行ったツアー『20th L'Anniversary WORLD TOUR 2012 THE FINAL』でも、国立競技場にてライブを開催。マーチングバンドを率いて場内のトラックを周回するなど、派手な演出にも注目が集まった。

(参照:嵐が提唱する「ファンキーダンス」を、ファンはいかにしてマスターしたか)

 国立競技場ではほかにも、ももいろクローバーZが同月にライブを行うことを発表。嵐もまた、ふたたびライブを行うのでは、との噂も飛び交っている。国立競技場でのライブが増加している理由としては、2014年に取り壊しが決まっていることがあげられるだろうが、その背景事情とはいかなるものだろう。国立競技場の運営を行う、日本スポーツ振興センターの役員室長、河村氏に話を訊いた。

「多くの方がご存じのように、国立競技場は2014年7月に取り壊しが行われます。そこで私どもは、国立競技場の歴史に敬意を表し『SAYONARA 国立競技場』プロジェクトを実地することになりました。その趣旨を、これまで興業を行っていただいた音楽関係者の方に説明したところ、いくつかの団体から御申入れがございました。国立競技場はあくまで屋外のスポーツ施設ですので、音響や周辺地域の問題だけではなく、芝生への影響も懸念されますが、それも充分考慮したうえで、ライブを行っていただけるとのことです」

 嵐が国立競技場でふたたびコンサートを行うという噂については、「そういったお問い合わせをいただいているのは事実ですが、嵐のコンサートに関しては今のところ開催するかどうかは存じていません」(河村氏)。しかしながら、アーティストたちが国立競技場に対して、それぞれ思い入れを抱いているのは確からしい。

「L'Arc~en~Cielは、一昨年も国立競技場でライブを行っているため、先ほども述べたように、国立競技場で音楽イベントを行うのが大変であることを重々ご存じかと思います。それでもふたたび国立競技場でライブを行っていただけるということは、やはり思い入れを持ってくださっているのではないでしょうか。今回、公演が決まっているほかのアーティストも、歴史に対し敬意を払うという意味で、プロジェクトにご賛同をいただいております」

 1985年には、大規模ロック・フェスティバルの草分けとされる『国際青年年記念 ALL TOGETHER NOW』が開催された国立競技場。2000年代に入ってからは、SMAPやDREAMS COME TRUEといった一部の国民的グループだけが、国立競技場での単独ライブを行っている。多くのスポーツ競技者にとって聖地とされる国立競技場は、アーティストたちにとっても、やはり特別な場所のようだ。(リアルサウンド編集部)

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