「5人で鳴らせば、Drop’sらしくなる」期待の女子R&Rバンドがポップセンスを開花させるまで

リアルサウンド / 2014年7月17日 16時53分

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 札幌発・女子5人組ロックンロールバンドのDrop'sが、2ndアルバム『HELLO』をリリースした。昨年7月にリリースしたメジャーデビューシングルの『太陽』をきっかけに、ポップソングを作りたいという意識が生まれたという中野ミホ(Vo&Gu)。今作は、ブルースロックという彼女たちの音楽的な軸を残しつつ、幅広い世代のリスナーに届きそうな間口の広い作品になっている。リアルサウンド初のインタビューでは、バンド内での変化や、中野ミホ自身の音楽観について語ってもらった。

(参考:ストーンズは“ロックの果て”まで来た――東京公演を期に振り返るバンドの功績)


・「メジャーの世界に入って、聴く人を意識するようになった」

――2ndフルアルバム『HELLO』は、ブルースロック色の強いものから、昭和歌謡にも通じるポップさを持った曲まで、音楽的な幅の広さを感じさせる力作です。昨年9月の1stフルアルバム『DAWN SIGNALS』からかなり短いインターバルで作り上げましたね?

中野ミホ(以下、中野):はい、ここ一年くらいで仕上げました。

――高校時代に作ってきた曲と比べると、作る曲に違いは出ましたか?

中野:昨年にメジャーデビューをしてから、今までよりも、聴いてくれる人のことを意識するようになりましたね。良い意味での“ポップソング”をつくろうとチャレンジしました。
昨年7月の「太陽」というシングルで、それまでやってこなかったポップソングが周りにちゃんと受け入れられた、という実感を得たんです。自分たちなりのやり方でしたが、よくできたな、と嬉しくて。そこからプロデューサーやスタッフと話し合って、いままでより多くの人に聴いてもらえるような、メロディを大事にしたポップソングを作ろうと意識して仕上げたのが、今回のアルバムにも入っている1st EPの「コール・ミー」という曲です。メロディは、もともと好きだった山口百恵さんとか沢田研二さんとかを参考にして、一昔前の日本の歌謡曲が持っているメロディアスな部分、ポップさを参考にして、自分たちなりに作りました。

――高校時代に作られた曲はかなりブルース色が濃いですが、その部分も残しつつポップソングを完成させるというのは一つの挑戦だったのでは?

中野:そうですね、5人ともロックンロールがすごく好きなので、そこから離れようという気持ちは全然なくて。でもここ1年くらいで、どんなにメロディアスだったりコードが明るかったりしても、自分たち5人で鳴らせばDrop'sらしくなる、という確信、自信がありました。ただ「こうじゃなきゃいけない」という縛りはなくて、自然とやったら今回のような作品ができた感じです。

リアルサウンド

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