韓国、築2年の大型商業ビルのあちこちに亀裂も「丈夫で安全」と管理事務所=「手抜き工事では?」「劣化があまありに早過ぎる」―韓国ネット

Record China / 2017年12月8日 7時40分

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6日、韓国・オーマイニュースによると、韓国で竣工して2年にしかならない大型商業ビルの床や天井、柱のあちこちに亀裂が見つかり、利用者などから不安の声が上がっている。写真は世宗市。

2017年12月6日、韓国・オーマイニュースによると、韓国で竣工して2年にしかならない大型商業ビルの床や天井、柱のあちこちに亀裂が見つかり、利用者などから不安の声が上がっている。

問題が指摘されたのは、韓国中部、世宗(セジョン)市にある複合商店街「Mショッピング街」。2015年末に竣工した地上8階・地下3階建ての建物で、空き店舗もあるものの、100を超える店が営業中だという。この建物の天井や床、壁に複数の亀裂が見つかった。亀裂は各階のあちこちで見られ、特に非常階段の壁に生じた垂直方向の亀裂は地下まで続いていることも確認された。

こうした状態に、建築の専門家は「亀裂だけで危険かどうかを把握することはできないが、亀裂が相対的にひどいのは事実」とし、「安全点検が必要」と述べた。また「亀裂が柱を貫通しているとすれば、危険信号として受け入れねばならない」と付け加えた。

この専門家は高層階に入った大型サウナ施設(積載荷重約1000トンと推定される水と施設物)に注目し、「建物の上層階からの水の荷重が直接下に掛かり、重さに耐えられず亀裂が生じた可能性がある」と指摘した。

しかしこれに対して建物の管理事務所は「亀裂は耐力壁ではなく組積壁(れんが積みの壁)と床にできたもので、建物の安全性とは関係がない」と反論。また、「昨年末に受けた建築物安全診断でも全く欠陥がないという結果が出ており、浦項(ポハン)地震(11月15日に南東部の浦項を震源として発生したマグニチュード5.4の地震)の際は、建物の中で地震を感知できなかったほど(構造は)丈夫だ」と説明した。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「X線検査装置で壁や柱の内部を一度検査してみる必要がある」「倒壊するかも」「撤去した方がいい」「まだ2年しかたってないのに、劣化があまりにも早過ぎる」など不安や疑問の声が上がっている。

また、「手抜き工事では?」「どこの建設業者が建てたんだ?」など疑うコメントも目立ち、「三豊(サンプン)百貨店(ソウルにあった百貨店。1995年、営業中に突然倒壊した)の二の舞いになる」との声もあった。(翻訳・編集/三田)

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