カナダ「中国は全ての国に脅威」、中国「焦るのはいいが言葉を選びなさい」

Record China / 2019年1月18日 12時20分

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中国外交部の華春螢報道官は17日、カナダのフリーランド外相が「中国は全ての国にとって脅威」と発言したことについて、「言葉を選ばずに話している」と非難した。資料写真。

中国外交部の華春螢(ホア・チュンイン)報道官は17日、カナダのフリーランド外相が「中国は全ての国にとって脅威」と発言したことについて、「言葉を選ばずに話している」と非難した。

同日の定例記者会見で、カナダ人記者から「カナダ外相から『この数週間、孟晩舟(モン・ワンジョウ)氏の案件をめぐって中国側がカナダ国民に対して取った行動は全ての国にとっての脅威』との発言があった。この発言を受け入れるか」との質問が出た。

華報道官は「あなたがたの外相は焦り過ぎではないか。言葉を選ばないで話すまでになっている。中国はカナダに対してどんな脅威をつくったというのか」と述べ、「航空機を乗り継ごうとしただけの中国国民がカナダ側によって不合理な拘束を受けた。カナダ側ですら、カナダの法律に違反していないことを認めている。これは中国国民に対するカナダによる威嚇。脅威となっているのはカナダの方だ」と反論。「カナダが焦るのはいいが、言葉を選ばずに発言することがあってはならない。カナダの信用と名声、イメージを大きく損ない、問題解決のメリットにもならないからだ」とも指摘した。

孟氏は中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の副会長兼最高財務責任者(CFO)で、先月1日に米国の要請を受けたカナダ当局に逮捕され、その後、総額1000万カナダドル(約8億2000万円)の支払いなどを条件に保釈となった。一方、中国当局はカナダ人2人を「中国の国家の安全に危害を及ぼす活動」に従事した容疑で拘束。中国で麻薬密輸罪に問われたカナダ人には今月14日、死刑判決が言い渡されている。

華報道官は17日の会見でこの判決についても「中国の法に基づく判決は、カナダ国民と違法薬物の脅威を受ける他の国の人々を助けるものだ。カナダの指導者は薬物の売人をカナダ国内で好き勝手にさせることが脅威にならないとでも考えているのだろうか?」と述べた。(野谷)

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