「日本2回なのに韓国は1回…」韓国メディアが米韓同盟の弱体化を懸念

Record China / 2019年5月20日 10時30分

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16日、韓国・デジタルタイムスによると、韓国の文在寅大統領は6月末、大阪で開催される20カ国・地域首脳会議に合わせて訪韓する米国のドナルド・トランプ大統領と首脳会談を行う。写真はトランプ大統領。

2019年5月16日、韓国・デジタルタイムスによると、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は6月末、大阪で開催される20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせて訪韓する米国のドナルド・トランプ大統領と首脳会談を行う。これについて韓国大統領府は「8回目の首脳会談が実現する」と強調しているが、専門家らはトランプ大統領が5月と6月の2回にわたって日本を訪問することと比較し、「米韓同盟が以前ほど強固でない」と懸念を示しているという。

記事によると、韓国大統領府報道官は16日に書面で「今回の首脳会談で両首脳は、米韓の緊密な協力を基に朝鮮半島の完全な非核化を通じた恒久的平和体制の構築と米韓同盟強化案について協議する」と発表した。韓国ではトランプ大統領の「5月訪韓節」がささやかれていたが、大統領府の発表はそれを遠回しに否定したことになる。野党「自由韓国党」のカン・ヒョサン議員は9日の会見で、文大統領が7日に行ったトランプ大統領との電話会談で「短い時間でも韓国を訪問してほしい。北朝鮮にメッセージを送るという意味でも必要だ」と述べ、これに対しトランプ大統領が「在韓米軍の前で文大統領に会う案を考える」と答えていたことを明らかにしていた。

記事は「最近は北朝鮮のミサイル挑発など米韓間の懸案が多い状況であるにもかかわらず、米国は日本とより頻繁に接触している」と指摘している。これについては専門家からも「米韓は接触するたびに関係が悪化しているという印象を受ける。伝統的友邦関係というより利害得失を考える関係になっている。結局は韓国が米国の対北朝鮮圧力に同調する姿を見せなければならない」と懸念する声が上がっているという。

一方、別の専門家からは「米韓協力への懸念があるため、(特別な懸案がなくても)同盟国を管理する意味で訪韓しなければならないとトランプ大統領は考えていたはず」との主張も出ている。同専門家は「トランプ大統領は日本に2回行くという状況で、2回のうち1回は韓国を訪れようと考えていた」と予想し、「前回は両国のメディア発表文に違いがあったが、今回もし共同発表文が出されたら米韓協力がある程度復元したと考えていいのではないか」と話したという。

このニュースを見た韓国のネットユーザーからは「米韓同盟にはすでにひびが入っている。北朝鮮の首席報道官(文大統領)を米国が好むわけない」「コリアパッシングなのか?」「北朝鮮への支援の話しかしない文大統領と会いたいと思う?」「前回の米韓首脳の単独会談は2分。これはギネス記録級だ…」など米韓関係を心配する声が寄せられている。

一方で「G20が日本で開催されるから行くだけでしょ?」「訪問回数で外交関係を判断するのはおかしくないか?」「トランプ大統領が来たところでいいことはない。いつも同じような話をして終わり」などと指摘する声も上がっている。(翻訳・編集/堂本)

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