運航停止に米中貿易戦争、ボーイングが中国からの大型受注に期待―中国メディア

Record China / 2019年6月12日 7時10分

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アメリカン航空がボーイング737MAXの運航停止期間を予定していた8月19日から9月3日までに延長する。一方、ボーイングは中国と過去最大規模の受注交渉を開始しているようだ。写真はボーイング本社。

アメリカン航空がボーイング737MAXの運航停止期間を予定していた8月19日から9月3日までに延長する。一方、ボーイングは中国と過去最大規模の受注交渉を開始しているようだ。2019年6月11日、環球時報が複数のメディアの記事を引用し伝えた。

ボーイング737MAXは2度の墜落事故を起こし、運航停止となっている。英ロイター通信は、この延長で1日当たり約115便が影響を受けると伝えた。ボーイングのデニス・マレンバーグCEOは「今年の年末までには運航を再開する予定」と話しているという。

記事は、「737MAXの運航停止の持続や多くの航空会社からの巨額賠償請求、さらに米中貿易戦争が過熱する中で、ボーイングは中国からの大型受注を目指している」とし、米ブルームバーグが「約100機の双通路型旅客機を中国に売り込もうとしている」と報じたことを紹介。もしこの交渉が成立すれば、「ワイドボディ機で世界最大規模の受注」になるという。交渉の重点となっているのはボーイング傘下で最高額の777-9で、単価は日本円にして約480億円とのことだ。

環球時報は本件について、航空専門家の王亜男(ワン・ヤーナン)氏に取材を実施。王氏は「中国の大型航空会社は新しい機体を使用することを好む。最近、中国は機体の大規模な更新時期に来ているとは思う。しかし、ボーイング機を大規模調達するかについてはまだ不明だ。737MAXの事故原因が明らかになるまでは、中国の航空各社も慎重な姿勢でいるだろう。特に今は貿易戦争という背景もある」と指摘したという。(翻訳・編集/和田)

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