「故宮の文房具」、日本の文具・紙製品展に初の出展―中国メディア

Record China / 2019年6月28日 17時10分

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「第30回国際文具・紙製品展 ISOT」が26日から28日にかけて、東京のビッグサイトで開催されている。人民日報と故宮博物院が提携した「故宮の文房具」も出展された。

「第30回国際文具・紙製品展 ISOT」が26日から28日にかけて、東京のビッグサイトで開催されている。同展は文具・紙製品、オフィス用品が出展されるアジア最大の商談専門展で世界的にも有名な文具展の一つであり、また業界関係者にとっては会場で商品の注文ができる商談専門展の一つとなっている。同展には人民日報と故宮博物院が提携した「故宮の文房具」も出展されており、故宮の文化を核にデザインされた美しい文房具「故宮の文房具」は今回、日本で初の出展となり、最新の故宮文化要素が表現された全カテゴリーの文房具が日本の消費者に向けて紹介された。人民網が伝えた。

「故宮の文房具」ブースでは「海錯図」や「故宮瑞獣」、「故宮建築彩色上絵」、「金榜題名麒の祥」の4シリーズによる様々なデザインの文房具が出展されていた。「海錯図」シリーズのノートには清朝の画家・聶●(●は王へんに黄)が中国の沿海部で見聞した様々な生物に関する記載をページに印刷している。「額の消しゴム」には故宮建築の伝統技術である「◆卯(◆は木へんに隼)」が使われており、それぞれの額を自由に組み合わせて様々なデザインにすることができる。「故宮の文房具」は同展でその独特な魅力により、多くの日本人来場者や業界関係者らの注目を集めている。

今回、同展に出展するために訪日した雑誌「国家人文歴史」の総編集で「故宮の文房具」の創始者である王翔宇氏は、「『故宮の文房具』は故宮文化を表現した文房具であり、故宮の建築や文化財、歴史をテーマとし、故宮の美学や文化財の知識を深く掘り下げたものとなっている」と述べた。また、王氏は、「人民日報社は21日、『美の継承、未来の創造』と題した『第1回故宮の文房具クリエーティブデザインコンテスト』の始動式を行った。同コンテストは故宮の芸術要素や文化の積み重ねを基礎とし、環境に優しく、斬新で実用的な材料を使用し、機能がさらに向上・最適化された文房具をデザインするよう、参加者に呼びかけている」と説明した。さらに、王氏は、「『故宮の文房具』を今回東京で出展したのは、主に全世界の協力パートナーおよび優秀なデザイナーを募集するためであり、海外の人たちが故宮を代表的な中国の優秀な伝統文化とし、日常的に使用する文房具を通して、生活美学へと転化させ、中国国内の文化クリエーティブおよびアートデザインを超越した発展をさらに推し進めることを願っている。また、デザインコンテストの審査委員会は、文化やアート業界、デザイン業界の優秀な代表者で構成されており、彼らは作品の評価を行い、入選作品の中で現代のスマートライフに最も寄り添い、近代的な審美眼を表現した故宮の文房具デザイン作品を選出する。受賞作品のデザインはライセンス商品化され、量産されるだけでなく、そのデザイナーには、『故宮の文房具』の特別デザイナーの称号が与えられ、『故宮の文房具』の新作発表会に招待される」と続けた。

「第1回故宮の文房具クリエイティブデザインコンテスト」の賞金総額は100万元(約1600万円)以上となっている。同コンテストは21日に正式に始動し、応募期間は7月20日までとなっている。国内外の優秀なデザイン機関、デザイナーおよび全世界の人々を対象に作品を募集しており、機関名もしくは個人名で参加することができる。作品に関しては「中国文化の国際化を表現し、伝統文化の現代化を表現」することをデザインの原則としており、故宮の伝統文化を現代の文房具へと転化させ、デザインすることを求めている。(提供/人民網日本語版・文/木村雄太)

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