なぜ日韓の仲介に積極的? 中国の「裏の意図」―米華字メディア

Record China / 2019年8月22日 16時50分

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米華字メディアの多維新聞は21日、韓国の報道を引用し、中国が日韓対立の仲介に積極的な「裏の意図」について指摘する記事を掲載した。資料写真。

米華字メディアの多維新聞は21日、韓国の報道を引用し、中国が日韓対立の仲介に積極的な「裏の意図」について指摘する記事を掲載した。

記事はまず、同日に北京で行われた日中韓外相会談について、河野太郎外相、康京和(カン・ギョンファ)外相共に3カ国の協力関係の維持を確認したことを伝えた。一方で、「日本が韓国への材料輸出を制限したことで、日韓の対立は絶えずエスカレートしている」と指摘。「双方は互いを『ホワイト国(輸出優遇国)』から除外し、関係は氷点まで冷え込んでいると言っていい」とした。

その上で、中国現代国際関係研究院の劉軍紅(リウ・ジュンホン)研究員が現在の日韓関係を「政冷経涼」と表現し、「これにより、日中韓の協力は未曽有の困難と挑戦に直面している」と評する一方で、「中国は『ASEAN(東南アジア諸国連合)+3』の議長国であり、かつ日中韓首脳会談の議長国でもある。新たな協力の一致点を見いだし、新たな協力スタイルを模索することで、地域の緊張緩和を図り、経済の発展を推進しなければならない」と指摘したことに言及。中国は日韓対立の仲介に意欲的であるとした。

記事はその理由について、韓国紙・中央日報の報道を引用して説明。同紙は「中国がこれほどまでに日中韓自由貿易協定(FTA)に積極的なのは、地域協力の重要性という面もあるが、日韓を取り込み協力することによって米国の保護貿易主義を突破したいという狙いがある」と指摘。「米中貿易戦で中国は米国からの大きな圧力を受けており、日中韓FTAによって現在の『受け身』の局面から脱し、米国との争いで主導権を奪いたいと考えている」と伝えている。(翻訳・編集/北田)

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