センザンコウが中国の医療保険適用から除外されることは救いとなるか―米誌

Record China / 2019年9月6日 0時40分

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31日、環球時報は、米誌ナショナルジオグラフィックの記事を引用し、センザンコウが中国の医療保険適用から除外されることになると伝えた。資料写真。

2019年8月31日、環球時報は、米誌ナショナルジオグラフィックの記事を引用し、中国政府の公告によると、センザンコウのうろこの成分を含む伝統的な薬が、中国の医療保険適用から除外されると伝えた。これまで、200社以上の製薬会社が60種類以上の製品にセンザンコウのうろこを使用しており、こうしたニーズから8種類のセンザンコウが絶滅の危機にあるという。

米国カリフォルニア州にある中医学院の前副院長は、これは多くの人が求めている全面的な取引禁止ではないものの、重大なシグナルを発したとの見方を示した。この先、センザンコウのうろこを使用した薬は高くなるため、「政府がセンザンコウを使用した薬品製造を支持しなくなったことを意味する」と語った。

CMS法律事務所の弁護士は、「センザンコウが絶滅の危機にあることが、政府のこの決定の要因の一つになった可能性がある」との見方を示した。記事によると、センザンコウは違法な販売が最も深刻な哺乳動物の一つで、2000年から13年までに約100万匹の野生のセンザンコウが捕獲されたとみられているという。アジアの4種類のセンザンコウが日に日に減少する中で、違法な販売グループはアフリカのセンザンコウに注目するようになっており、毎年数多くのセンザンコウが殺されていると記事は伝えた。

中国国家林業草原局は、現在センザンコウを国家2級保護野生動物から1級に引き上げることを検討していると記事は紹介。これが実現すると、センザンコウおよびその関連商品の使用と取引は、科学研究などの特定条件下でのみ許可されることになり、しかも政府の関連部門の許可が必要になることも伝えた。(翻訳・編集/山中)

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