竹島有事の際、韓国艦艇は日本より3時間遅く到着=韓国ネットも驚き

Record China / 2019年9月3日 14時50分

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2日、韓国・KBSは「独島(日本名:竹島)での有事の際、韓国側の艦艇の独島への到着は日本より3時間も遅れることが分かった」と報じた。資料写真。

2019年9月2日、韓国・KBSは「独島(日本名:竹島)での有事の際、韓国側の艦艇の独島への到着は日本より3時間も遅れることが分かった」と報じた。

記事によると、2019年8月末現在、韓国海洋警察の艦艇が蔚珍(ウルチン)郡竹辺(チュクビョン)を出港し20ノットで航行した場合、竹島までの距離は216キロで到着までに5時間50分を要する。30ノットの大型艦艇も浦項(ポハン)に1隻、東海(トンヘ)に2隻配備しているが、竹島まで最短距離に位置する竹辺は小規模港のため、中・大型艦艇の停泊が不可能だという。一方、日本は隠岐島から竹島までの距離が158キロで、30ノットで航海すれば2時間50分で到着できるという。

韓国政府はこの問題の解決に向け、国防部と海洋水産部の予算1085億ウォン(約95億円)を投じ、鬱陵島(ウルルンド)の沙洞(サドン)港を大型艦艇の停泊を可能にする工事を進めており、20年7月の完工を予定している。完工後は、竹島までの距離は87キロで、20ノットで航行しても2時間20分で到着できるという。

海洋警察は「沙洞港から対応すれば、偶発事態の発生時に日本より迅速に対応できる」「独島海域警備中の大型艦が天候不良時に退避することができ、燃油節減効果もある。海洋主権守護の対応能力が全面的に向上する効果がある」とコメントしている。大型艦艇、中型艦艇を2~3隻、配備する計画もあるという。

ただ記事は、沙洞港の工事が当初12年着工、15年竣工の予定だったことから「独島挑発が頻発している中、政府政策の遅さに批判の声が上がっている」とも伝えている。海洋水産部、海洋警察庁の資料を元にこの問題を明らかにした野党「正しい未来党」の金秀ミン(キム・スミン)議員は「10年以上前から独島有事時の韓国艦艇出動時間と日本側の出動時間の比較が話題になっているにもかかわらず、いまだ『工事中』なことを、国民はもどかしく思っている。竣工を前倒しにする案を政府は模索するべきだ」と主張している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「鬱陵島に軍の艦隊のあらゆる施設を構築すべきだ」「鬱陵島に空母を、独島に駆逐艦を、常時配備しよう」「軍事空港を建設すればいい」「もう独島に基地を一つ造ってしまえば(笑)」などという声が寄せられているほか、「いらぬところに予算を使わず、国防力の増強に投じるべき」「李明博(イ・ミョンバク)、朴槿恵(パク・クネ)政権が日本に10年の時間を与えていた」「親日派政権の10年がこんな結果を招いた」などのコメントも上がっている。(翻訳・編集/麻江)

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