「おばちゃん経済」は国民購買力の象徴―中国メディア

Record China / 2019年9月21日 9時40分

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中国の伝統的な家庭では、女性がしっかりと財布のひもを握っており、家庭内の物事を決め、実施する立場にある。「おばちゃん経済」の台頭は中国の経済レベルと国民購買力の向上を象徴するものとなった。

中国の伝統的な家庭では、女性がしっかりと財布のひもを握っており、家庭内の物事を決め、実施する立場にある。「おばちゃん経済」の台頭は中国の経済レベルと国民購買力の向上を象徴するものとなった。

専門家は、「『おばちゃん経済』に対する世界的注目は、実際には中国経済の急成長と国民財産の急増に対する国際社会の注目と理解であり、一国の経済がある程度まで発展したあとに見られる合理的現象だ」と指摘する。

国家統計局が発表した報告書によると、2018年の中国の国内総生産(GDP)は1952年から175倍増加し、年平均で8.1%成長した。70年間で豊かになった人々は、財産の増加と生活の質をよりいっそう強く求めるようになっている。

報告書によると、中国の個人投資家における価値ある投資の理念は徐々に強化されている。2018年、価値ある投資タイプの投資家の比率は28.6%まで上昇した。

専門家は、「中国は経済発展モデル転換と高度化の正念場にあり、『おばちゃん経済』現象の出現は、消費主導の中国経済に新たな成長源をもたらすかもしれない」との見方を示している。

■「おばちゃん経済」が示す各消費層の消費力のポテンシャル

投資、消費、輸出はGDP成長をけん引する「トロイカ」に例えられる。この言葉は、経済成長の原理について活き活きと分かりやすく説明している。

近年、中国は消費の基礎的役割と投資のカギとなる役割の発揮に力を注ぎ、内需の経済成長に対する寄与率が高まり続け、需要構造が徐々に合理化されてきた。

「中国のおばちゃん」層の消費力は、複数の消費層の消費力のポテンシャルを示している。軽視できないのは、「シルバー経済」を支える中高年層の存在だ。

データによると、2020年までに、全国で60歳以上の高齢者人口は2億5500万人前後に増え、総人口に占める比率は17.8%まで上がる見込みだ。高齢者消費市場規模は3兆7900億元(約56兆8500億円)に上り、高齢者向け産業が新たな経済成長源になる可能性がある。今後、観光やレジャー、高齢者ケア、日常的な居住に関わる消費の面で、新時代の中高年層が質の高い消費をけん引していくことになるだろう。

「中国のおばちゃん」は今、祖国の発展がもたらした幸福感を味わっている。彼女らが見せる強烈な財テク・消費ニーズは、中国経済の発展と国民財産の蓄積を示しており、中国各業界の発展と進歩を促す原動力にもなっている。(提供/人民網日本語版・編集/AK)

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