米企業が輸入博に示す強い意欲は何を物語るか―中国メディア

Record China / 2019年11月2日 10時20分

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第2回中国国際輸入博覧会がまもなく開幕する。商務部がまとめた最新のデータによると、今回は米国企業192社が出展し、展示面積は4万7500平方メートルに達し、いずれも国別でトップだ。写真は第1回中国国際輸入博覧会。

第2回中国国際輸入博覧会がまもなく開幕する。商務部(省)がまとめた最新のデータによると、今回は米国企業192社が出展し、展示面積は4万7500平方メートルに達し、いずれも国別でトップだ。中米経済貿易摩擦の逆風に直面しながら、米企業の出展意欲はさらに高まっている。ここから中米経済が深く融合し、協力の大きな流れは不可逆であることがうかがえる。新華社が伝えた。

米企業の展示面積が最も大きいことは、中米協力は多彩で規模が非常に大きく、米企業の協力意欲が極めて高いことを反映する。

第2回輸入博に参加する米国企業にはボーイングからマイクロソフト、ハネウェルからプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)、クアルコムからマースなどがあり、設備製造から科学技術イノベーション、自動車・移動から日用化学品、また食品・生活用品に至る各業界に及び、中米ビジネス協力のレベルの多様さと幅広さを反映するとともに、経済や国民の生活に関わるさまざまな分野をカバーする。

国交樹立からの40年間で、中米は二国間貿易額が252倍増加し、互いにとって最大の貿易パートナーになり、重要な投資元国になった。2009年から18年までの間に、米国の対中輸出だけで米国内の110万人以上の雇用を支えた。17年には米資本企業の中国での売上高が7000億ドル(1ドルは約108.7円)に上り、利益は500億ドルを超えた。調査対象の米企業の97%が、「中国市場で利益を得た」と答えた。中米の産業チェーン、供給チェーン、バリューチェーンは深く結びつき、互いに離れられない局面を形成している。

米企業の展示面積が最も大きいことは、不確定性に直面してはいるものの、米企業が引き続き中国市場の見通しに大きな信頼を寄せていることも物語る。

今回出展する米企業の多くは昨年の第1回に続けての参加で、そして展示面積は拡大した。ハネウェルの面積は昨年の3倍になり、デルは100平方メートル増加した。初めて出展する米企業も多く、米企業の出展数と展示面積の大幅増加につながった。これらはいずれも中国市場に対する米企業の強い信頼の直接的な現れだといえる。

現在、「中国製造(メイド・イン・チャイナ)」から「中国智造(中国のスマート製造)」へと、中国市場は拡大を続けており、産業バージョンアップの必要性、消費高度化の要求、消費増加の巨大な可能性が、中国を各国企業がビジネスチャンスを開拓しようとする活力に富んだ市場にしている。在中国米企業900社を代表する在中国米国商工会議所のティモシー・ストラトフォード会長は、「多くの海外企業にとって、中国の発展に関与できることには重要な意義がある。中国市場は巨大で、チャンスに満ちているからだ」と述べた。

同時に、中国は世界の科学技術イノベーション、デジタル化へのモデル転換、産業のインターネットの開発における重要市場の1つになりつつあり、「コネクテッドインダストリーズ」と「ソフトウェアとハードウェアのコンビネーション」が米企業を含む多国籍企業に非常に大きなチャンスをもたらしている。2回続けて出展するクアルコムの孟樸・中国エリア会長は中国市場の可能性を高く評価し、「クアルコムと中国の産業チェーンとの協力は世界的協力の模範例であり、中米の科学技術分野における協力の模範例だ」と述べた。

米企業の展示面積が最も大きいことは、中米経済が深く融合し、協力の大きな流れは不可逆であることをはっきりと示している。

米国のたくさんの多国籍企業が長年にわたって中国市場を深く開拓し、対中協力を持続的に深化させてきた。ゼネラル・エレクトリック(GE)が工業設備とデジタル化の一連のソリューションを通じ、中国のクリーンエネルギー戦略、科学技術に基づく医療、インターネット+などの分野での発展を支援したケースも、デルが「中国で、中国のために」との理念に基づいて中国の協力パートナーと手を組み、5G、自動運転、グリーンで持続可能な発展などの分野を開拓してきたケースも、米企業が早くから中国の発展の流れに深く溶け込み、互恵・ウィンウィンの成果を共有してきた現実を示すものだ。

これと同時に、中国は絶えず開放を拡大し、ビジネス環境を持続的に改善し、米企業を含む多国籍企業に向けて主体的に市場を開放し、中米協力に新たな原動力を与えてきた。そして中米は世界の2大エコノミーとして、その協力の拡散効果ははっきりしており、世界経済の繁栄、安定、発展にとって重大な意義をもつ。

事実が再三証明したように、中米経済は高度に融合して相互に補完し合い、中米経済貿易関係の本質は互恵・ウィンウィンだ。協力の強化は市場行為に基づく必然的な選択であり、またグローバル経済の安定成長を保護するための客観的要求でもあり、中米各界の幅広い期待にも合致する。

協力の大きな局面と流れの中、新たな中米経済貿易ハイレベル協議が一連の分野で実質的な進展を遂げ、双方は最終的な合意に向けてともに努力することに同意した。このことは中米両国の企業と国民にとって朗報であることは間違いなく、世界にとっても朗報だといえる。(提供/人民網日本語版・編集KS)

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