トルコが1000年以上の歴史ある文化財2点を中国に返還―中国メディア

Record China / 2019年11月28日 18時30分

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トルコ文化・観光省は現地時間25日、トルコの首都アンカラにあるアナトリア文明博物館で、在トルコ中国大使館に中国の文化財2点を引き渡した。

トルコ文化・観光省は現地時間25日、トルコの首都アンカラにあるアナトリア文明博物館で、在トルコ中国大使館に中国の文化財2点を引き渡した。トルコが国際公約に基づいて中国に文化財を返還するのは今回が初めて。中国中央テレビ(CCTV)が伝えた。

返還されたのは唐代の石窟寺壁画と北朝時代後期から隋代にかけての陶俑(副葬品の陶製人形)。いずれも1000年以上前の文化財で、中国の法律・法規で海外への持ち出しが禁止されている。では、この2点の文化財はなぜ海外に流出したのだろうか?また、どのような経緯で返還されることになったのだろうか?

在トルコ中国大使館のトウ励大使によると、昨年の今頃、トルコがこの文化財2点を発見した。中国と同じく長い文明の歴史を誇るトルコも、流出した文化財の返還という課題を抱えている。そのため、トルコは外交ルートを通じて、中国の関連当局と交渉し、2点の貴重な文化財を返還することにした。その過程で、両者が大きな努力を払った。

トルコのメフメト・ヌーリ・エルソイ文化観光大臣は、「今回の返還を通して世界に模範を示すことができる。これにより、両国は文化や観光を含む多くの分野で関係の発展を促進できるだろう」との見方を示した。

海外に流出した文化財を一つでも多く返還してもらうために、今後もさらなる努力が必要だ。おおまかな統計データによると、現在世界各国の公立・私立機関が収蔵している中国の文化財は合わせて1000万点以上ある。しかし、各方面の利益が関係しているため、文化財の返還はハードルが非常に高い。今後、中国が各方面と一歩踏み込んだ協力を実施し、世界のガバナンス体系が最適化されるにつれ、海外に流出したさらに多くの文化財が返還されることが期待されている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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