コロナで日本への輸出が滞る中で豊作のマツタケ、価格が暴落―中国

Record China / 2020年8月8日 19時0分

写真

8日、健康時報は、雲南省でマツタケが豊作となる一方、新型コロナウイルスの影響で日本などへの輸出が滞っており、価格が大きく下落していると報じた。写真はマツタケ。

2020年8月8日、健康時報は、雲南省でマツタケが豊作となる一方、新型コロナウイルスの影響で日本などへの輸出が滞っており、価格が大きく下落していると報じた。

記事は、マツタケが旬を迎えているこの時期、雲南省昆明市の野生キノコ市場では例年なら500グラム当たり1万元(約15万円)を超える値が付くこともあるにもかかわらず、今年は100元(約1500円)足らずにまで値崩れしていると伝えた。

その理由について、本来大量に日本などに輸出されるはずのマツタケが、新型コロナの影響により輸出が困難になっていること、わずか3日程度で鮮度が落ちてしまうこと、そして今年の梅雨に雨が多かったことによりマツタケの生育が促進され、収穫量が増えたことの3点を挙げて説明している。

一方で、今年こそ雨の影響で生産量が増えたものの、中国のマツタケ資源は年々減少傾向にあるとも指摘。中国食用菌協会のデータによれば、2010年までは例年7000~8000トンの収穫量があったものの、15年には5200トン、16年には約4500トンにまで減少したことが明らかになっていると伝えた。

記事は、人工栽培のできないマツタケが中国国内で重点保護稀少菌類のリストに入れられ、採集地の規制や採集者の申請制度を整え、生息数と収穫数のバランスを取るよう努められているにもかかわらず、全体的なマツタケの数が減っている主な要因として、目先の利益にとらわれた人が全長5センチ未満のものから、胞子を放出するものまで全て採集するという乱獲行為があると紹介した。(翻訳・編集/川尻)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング