北朝鮮による韓国人射殺事件、6日後に謝罪した文大統領に韓国ネット怒り

Record China / 2020年9月29日 10時50分

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28日、韓国・毎日経済によると、北朝鮮軍が黄海で韓国人公務員を射殺した事件から6日経って、文在寅大統領が遺族と国民に対する立場を示した。写真は文大統領(韓国大統領府Facebookアカウントより)。

北朝鮮軍が黄海で韓国人公務員を射殺した事件から6日経って、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が遺族と国民に対する謝罪と立場を示した。28日韓国・毎日経済が伝えた。

記事によると、文大統領は同日、青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)での首席秘書官・補佐官会議に出席し、「たとえ(南北が)分断された状況でも起きてはならない大変遺憾で不幸な出来事が発生した」「犠牲者が北朝鮮海域に入った経緯に関係なく、遺族の傷心と悲嘆に深い哀悼とお悔やみの言葉をお伝えする」などと述べた。また、「国民の生命と安全を守るべき政府としては非常に申し訳ない思い」「国民の受けたショックと怒りは十分に察するに余りある」と謝罪し、「こうした悲劇を繰り返さないという誓いと、国民の生命保護のために安全保障と平和の大切さを再確認し、政府の責務を強化する契機としたい」と約束したという。

一方で、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長(国務委員長)の迅速な謝罪については「韓国政府が責任ある答弁と措置を求めてから1日で、迅速に謝罪し再発防止を約束した」「事態を悪化させ南北関係を取り返しのつかない状況にすることを望まないという北朝鮮の意思表明だ」と改めて評価した。

特に「金委員長が非常に申し訳ないという考えを伝えてきたことは、格別な意味があると受け止める」とし、「北朝鮮の最高指導者が自ら直ちに謝罪したのは史上初のことで、極めて異例だ」と強調。「金委員長も今回の事件を深刻かつ重く受け止め、南北関係を破綻させてはならないと願っていることを確認した」と述べたという。

また、事実関係の究明と再発防止に向け、「南北共同で解決策を模索したい」とし、「対話が断絶していると問題解決の道がなく、協力ができなければ効果的な策を講じられない」と指摘。その上で「この悲劇的な事件を対話と協力の機会とし、南北関係を進展させる契機に転じさせることを期待する」と述べ、実質的な案の策定を強調したという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「6日も考えたのにこの内容?」「対応が遅過ぎる」「この事件が対話と協力の機会になるんだってさ。恐ろしい政府だ」「国民の命が大統領にとっては協力のチャンスなのか?」「国民が殺されたと知っているのに、なぜ国連の演説で終戦宣言だとか言った?」「大韓民国の大統領はどこにいるのか」「もうこれ以上この国を駄目にしないで、北に行くなり何なりしてほしい」など、怒りの声が殺到している。(翻訳・編集/麻江)

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