競泳、アジア記録更新のぶっちぎり1位も決勝に出られず! 中国で「体力テスト」の存在が物議

Record China / 2020年9月29日 14時40分

写真

中国国内の水泳大会予選でアジア記録を破った選手が「体力テスト」の結果により決勝に進出できない事態が発生し、物議を醸している。

中国国内の水泳大会予選でアジア記録を破った選手が「体力テスト」の結果により決勝に進出できない事態が発生し、物議を醸している。28日付で米華字メディア・多維新聞が伝えた。

記事によると、27日に行われた中国の全国水泳選手権女子1500メートル自由形予選で、遼寧省の王簡嘉禾(ワン・ジエンジアハー)が15分45秒59のタイムを出し、2位に29秒近い差をつけて1位となった。この記録は、中国記録とアジア記録を塗り替えるものだった。

しかし、予選終了後に王が「体力テストの点数が低いので、決勝に行けないだろう」と語ったことを紹介。この大会では「予選の成績上位16人のうち、体力テストの成績上位8人が決勝に進出する」と規定されていたという。

体力テストの内容は、30メートルダッシュ、懸垂、ベンチプレス、スクワット、3000メートル走などの10種目で、競泳のほか陸上、バレーボール、バドミントンなどの国内大会でも同様の「体力テストによる選抜方式」が採用されているとのこと。

ある競泳コーチからは競泳選手と陸上選手では体の柔軟性も筋肉の質も違うにもかかわらず同じテスト項目が採用され、実際の成績に関係なく選抜されることに対する疑問の声が出ているほか、ネット上でも「中国のスポーツ管理当局に存在する形式主義、官僚主義がまた露呈した」などの批判が出ていると記事は伝えている。(翻訳・編集/川尻)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング