中国の「醜い建物」を多数紹介、掲載記事「心の準備をして見てください」
Record China / 2021年1月2日 20時0分

中国メディアの観察者は「中国十大醜悪建築」を紹介する記事を掲載した。写真は2020年の「中国十大醜悪建築」。
中国メディアの観察者は12月31日、「2020年中国十大醜悪建築がお目見え いったい、どれだけ醜いのか?」と題する記事を掲載した。建築情報サイトの建築暢言網が主催し、専門家が選んだ一群の建物を紹介した。記事は、過去に選ばれた「醜い建築物」を紹介するページに移行する部分で「皆さん、心の準備をしてください」と呼びかけた。
記事はまず、建築暢言網が主催して、建築評論家の顧孟潮氏や中房集団建築設計事務所の主要設立者である布正偉氏、清華大学建築学院の周榕准教授ら専門家が12月23日に「第11回中国十大醜悪建築」を選んだと紹介した。
最も醜悪な建物に選ばれたのは広州融創大劇院で、理由は「こじつけの発想で、中国の要素をやたらに取り入れた。奇怪な形状で都市のイメージを損ねた」だった。
第2位は吉林省延辺朝鮮族自治州にあるリゾートホテルの長白山長白天地仮酒店で、「強引な形を粗暴に誇張。スケール感が常軌を逸し、莫大(ばくだい)な浪費」と評した。
第3位以下には劇場やホテル以外にも、遊園地の遊戯施設や図書館、文化館、青少年施設、橋などが選ばれた。選んだ理由としては「低俗な意識と拙劣な造形」、「自然の景観を破壊」、「拝金趣味の豪華さで趣味が悪い」、「文化価値観の歪曲」、「中国の古典的伝統建築の拙劣な模倣」、「発想が低俗で造形が粗野」といった言葉が並んだ。
同ページの最後の部分で、過去に選ばれた「醜悪な建築物」の紹介ページに移る部分では「まったくもって奇怪千万、醜悪という名に恥じない」などと論じ「皆さん、心の準備をしてください」と呼びかけた。(翻訳・編集/如月隼人)
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