上海のバスで起きた死亡事故で、日本のバスのアナウンスに注目=中国ネット「正しい!けど不可能」

Record China / 2021年1月19日 14時0分

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中国上海市で発生したバス車内での死亡事故を受け、日本のバスの呼び掛けが中国のネットユーザーに注目されている。

中国上海市で発生したバス車内での死亡事故を受け、日本のバスの呼び掛けが中国のネットユーザーに注目されている。

16日、上海市の路線バスがバス停の手前で急ブレーキをかけたところ、下車しようと後部座席から立ち上がっていた38歳の女性が2メートルほど前方に投げ出された。映像では段差に頭部を打ち付けているように見える。女性は病院に搬送されたものの、翌17日に死亡が確認されたという。また、この事故で女性とは別の乗客2人もけがをした。

事故を受け、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)では日本のバスの呼び掛けに注目が集まっている。あるユーザーは「あぶない!席を立たないで!バス停についてから席をお立ちください」と書かれた日本のバス車内の注意書きの写真を掲載。「今後、バスのアナウンスは、(現在の)『降りる前に準備を整えてください』から『バスが完全に止まるまで動かないでください』に変わってほしい。そして、乗客のみんなも、降りる人がゆっくり立ち上がるのを辛抱強く待ってほしい」とつづった。

同ユーザーはこのほかにも、北海道函館市で乗った路面電車の運転手が「一番印象深かった」とし、その運転手が「まもなく駅に到着します。減速しますので手すりにおつかまりください」「おつかまりください。発車します」「右に曲がります。おつかまりください」「赤信号のため停車します。おつかまりください」など、絶えず乗客に注意を呼び掛けていたことを挙げ、「彼に水を渡してあげたかった!(言葉を発し続けてのどが渇くのではとの心配から)」と感想をつづっている。

この投稿への反響は大きく、他のネットユーザーからは「これは良いね」「賛成。妹を連れてバスに乗るたびに、下車するときの準備に戦々恐々する。運転手はあんなに焦ってドアを閉めないでほしい」「日本はそうだよね。日本でバスに乗った時、もうすぐ着くから立ち上がろうとしたら運転手に大声で注意された。周りの人みんなに見られて、気まずかった」「これは確かにね。バスが止まってから立ち上がることや、手すりにしっかりつかまることを呼び掛けてくれれば乗客もそうする」といった声が寄せられた。

ただ、「正しいと思う。けど、不可能だろう」「バスが止まってから立ち上がったら絶対に周りから文句言われる。そんな勇気ないよ」「今はどこへ行ってもせわしない雰囲気だものね」「考え方は良いけど、現実的ではないと思う。朝夕のラッシュ時にそんなことしてたら、一駅の停車時間が5分あっても足りない」など、実際は難しいという声が多かった。

また、「そもそも運転手がそこまで辛抱強くない」との声も多く、「重要なのは、運転手の教育がなってないこと。今の運転手はみんな急いでいて、バスが止まる前に準備していないとののしられるんだよ」「止まってから立ち上がってたら、運転手は降りるのを待たずに行ってしまう」「海外に行ってみると違いがよく分かる。イギリスのバスは2階建てだけど、運転手は毎回、2階へ向かった乗客がきちんと座ったのを確認してから発車する。降りる時も同じ。海外の運転手はみんな辛抱強い」といった声も寄せられた。(翻訳・編集/北田)

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