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世界20カ国へ2億本の「K‐注射器」が輸出開始=韓国ネット「サムスンの功績」「CEOの釈放を」

Record China / 2021年4月23日 7時20分

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新型コロナワクチン接種用の注射器を開発する韓国の「プンリムファーマテック」が、世界20カ国に対し「K‐注射器」の輸出を開始する。写真は工場を見学する文大統領(韓国大統領府Facebookより)。

韓国企業が新型コロナワクチン接種用の特殊注射器、いわゆる「K‐注射器」の輸出を世界20カ国に向けて開始する。日本と米国にはそれぞれ3000万本を供給予定で、全体では最大2億本の輸出が見込まれているという。4月22日、韓国メディア・ニュース1が報じた。
記事によると、4月から韓国の医療機器メーカー「プンリムファーマテック」が「最小残余型(LDS)注射器」の輸出を開始することが分かった。一般の注射器の場合、本体に84マイクロリットル以上薬液が残るのに対し、LDS注射器は4マイクロリットル程度に抑えられるのが特徴。これを使用すれば新型コロナワクチン1瓶につき6回投与できるため(一般の注射器では5回)、ワクチンを20%増産するのと同じ効果を得られるという。
プンリムファーマテックが注射器の大量生産を可能にした背景には、韓国の大企業サムスン電子の協力があるという。サムスン電子は「スマート工場」プロジェクトの一環として、金型製作などの豊富な経験を持つ専門家30人をプンリムファーマテックの工場へ派遣。これにより月に最大400万本程度であった生産量は、2.5倍の1000万本以上に増加した。
サムスン電子はこの他にもマスクや診断キットなどの防疫関連製品を製造する企業を支援しており、韓国の財界関係者は、「サムスン電子と政府の協力がなければ、いわゆる『K‐注射器』の海外輸出も難しかったかもしれない」と語っているという。
記事は、「米国は新型コロナワクチンの接種計画に合わせ2~3カ月以内に注射器1~2億本が追加で必要となる状況」とし、「日本のワクチン供給会社からも、プンリムファーマテック宛てにLDS注射器を1億本輸出可能かどうか問い合わせが入っている」と伝えている。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「サムスン電子の支援のおかげで注射機も大量生産できたのに、CEOは逮捕されて政府が手柄を横取りしているんだな」「李在鎔(イ・ジェヨン)副会長を釈放してほしい。サムスンがなければどうなってたと思ってる」「厚かましい政府」「全てサムスンの功績だ」「李在鎔氏が大統領だったらよかったのに」「ワクチンの確保にもサムスンが動いてほしい」など、サムスン電子や収監中のCEOを擁護する声が相次いでいる。
また「恥ずかしいからもう『K‐』は付けないでほしい」「今となっては『K‐』を見ると大統領への不信感が湧く」など、「K‐注射器」との呼称に反発する声も見られた。(翻訳・編集/丸山)

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