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大学新卒者の就職競争力報告、最も給料が高い専攻は?―中国

Record China / 2021年7月13日 10時50分

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求人プラットフォームのBOSS直聘研究院はこのほど「大学卒業生専攻別競争力報告2021」を発表した。

求人プラットフォームのBOSS直聘研究院はこのほど「大学卒業生専攻別競争力報告2021」を発表した。それによると、2020年下半期以降、中国経済が徐々に回復するのに伴い、雇用市場の情勢が急速に好転している。21年の大学新卒者は909万人に達し、大学での求人の規模が目に見えて回復し、新卒者全体として雇用情勢は20年よりも大きく改善したという。

研究チームは各専攻の大卒者の平均初任給、今後3年間の賃金・キャリアアップ予想、雇用サイドから見た履歴書の評価などの側面からモデルを構築し、短大・高専、学部、大学院それぞれの専攻の就職競争力上位30ランキングを作成した。

■AI専攻の大学院生の初任給は約32万8000円

大学院の雇用市場では、理工系の専攻の競争力がとりわけ力強い。

工学系では、人工知能(AI)とマシンラーニングを専攻した大学院生の平均初任給が1万9298元(約32万8100円)に上り、各専攻の中でトップに立った。理学系で就職競争力が突出しているのは主に数学・統計学、確率論・数理統計の専攻で、ランキングは4位だった。ランク入りした専攻の卒業生は主にビッグデータ・AIのアルゴリズムの研究開発に関連した仕事に就いている。

AI専攻の高い人気と現在の関連人材の供給不足の現状とは密接な関わりがある。深セン市人工知能産業協会がこのほど発表した「人工知能発展白書2021」は、「2020年に中国のAI中核産業の規模は3251億元に達し、中国のAI関連分野の従業員数は60万人を超えたが、人材はまだまだ不足している」と指摘した。

工学・理学系専攻の大学院生の競争力が持続的に上昇していることは、同じように新インフラ整備の発展によるハイレベル人材の切迫したニーズと密接な関わりがある。調査によると、21年にランク入りした専攻は、新インフラ整備の重点分野のコア技術に関連したポジションをめぐり盛んに人材募集が行われているものばかりだ。

農業工学・情報技術(IT)の専攻が初めてランク入りしたことが注目される。同専攻は農業機械化、農業情報化、農業スマート化など先端の工学分野と深く結びついたカリキュラムをカバーしている。同研究院のデータによると、この3年間近くで、同専攻卒業生の平均賃金上昇幅は31%に達したという。

■フィンテック専攻が初めて学部生の初任給トップに

学部生の専攻別の雇用状況を見ると、金融業のデジタル化モデル転換の流れが加速することにより、17年に正式に開設されたフィンテック専攻が最大の「ダークホース」になった。21年のフィンテック専攻の就職競争力は学部生のランキング4位で、第1期学部卒業生の平均初任給は1万547元と、学部生のすべての専攻の中でトップだった。

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