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芸能人の締め出し相次ぐ中国、次に来るのはバーチャルアイドル?―米メディア

Record China / 2021年9月5日 21時20分

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中国紙・環球時報は米ウェブサイト「ヴォーグ・ビジネス」の記事を引用し、中国におけるバーチャルアイドル市場の発展の可能性について紹介した。資料写真。

中国でトラブルを起こした芸能人の締め出しや行き過ぎたファンコミュニティーの整理が進む中、中国紙・環球時報は米ウェブサイト「ヴォーグ・ビジネス」の記事を引用し、中国におけるバーチャルアイドル市場の発展の可能性について紹介した。

記事は、中国で芸能人のファンコミュニティー文化がかつてないほどのバッシングを浴びており、「青少年の心の健康を損なう」として取り締まりのターゲットになっていると説明。こうした背景の下で市場の注目はバーチャルアイドルに向けられているとし、「バーチャルアイドルであればさすがにスキャンダルは起こさない」とした。

記事は「西側でバーチャルアイドルは人気を博しているが、中国本土でも台頭してきており、マーケティングツールとして実在のネット有名人(インフルエンサー)と競争している」と説明。調査会社・艾媒諮詢(iiMedia Research)によると、中国のバーチャルアイドル産業の規模は2020年に34億6000万元(約590億円)に達し、21年には60億元(約1000億円)を突破する見通しで、すでに多くの国内外のブランドとコラボを展開していると伝えた。

一方で、「バーチャルアイドルは本当に実在のネット有名人とは違うのだろうか?」と疑問を提起。「両者とも独自のマルチチャンネルネットワークを持っているが、トラフィックの真実性が疑われ、ライブ配信視聴データの偽造行為が普遍的に存在している」と指摘した。例として、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で15万のフォロワーを持つあるバーチャルアイドルが行ったブランドの宣伝投稿が、それぞれ23と20の「いいね」しか獲得できなかったことを挙げた。

また、別のバーチャルアイドルも宣伝商品に対するネガティブなコメントを引き起こしたとし、「ユーザーの中には不自然な表情を批判する声も上がっている」と紹介。「これはバーチャルアイドルの販売促進能力の限界を反映している」とした。

その上で、中国の消費者はバーチャルアイドルやネット有名人がマーケティングツールとして利用されていることを見抜いており、ますます厳しい目を向けていると説明。「中国の若者が最も重視するのはやはり誠意なのだ」と論じた。(翻訳・編集/北田)

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