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「3Dプリンティング+医療」の応用加速、どんなメリットがあるか―中国メディア

Record China / 2021年11月26日 14時50分

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3Dプリンティング技術が中国の医療分野での応用を加速させつつあり、利用シーンが日増しに拡大している。

3Dプリンティング技術はインクで紙の上に内容を印刷するのではなく、三次元空間で層を積み上げて立体的なモノを作るというものだ。この新興技術が中国の医療分野での応用を加速させつつあり、利用シーンが日増しに拡大している。複数の病院で術前計画、手術フレーム、インプラントなどへの応用がすでにスタートした。新華社が伝えた。

3Dプリンティングは付加製造(AM)とも呼ばれ、デジタル模型に基づき、3次元で何層にも渡って堆積させ、材料から立体的な実体ある構造物を作成する、革新的な製造技術のことを指す。現在、世界では金属3Dプリンティング、高分子材料の3Dプリンティング、セラミック3Dプリンティング、バイオ3Dプリンティング技術に発展している。

中国全土の複数の病院で3Dプリンティング技術がすでに応用されている。北京大学第三病院、北京積水潭病院、上海交通大学医学院附属第九人民病院、浙江大学附属第一病院、広東省人民病院、南方医科大学第三附属病院などでの応用事例がある。

3Dプリンティング技術の医療現場での運用は、難易度と深度に基づいて4つのレベルに分かれる。(1)術前計画と術前シミュレーション(2)手術フレームとリハビリ用装具(3)整形外科のマッチングとインプラント(4)人工臓器のプリンティングの4種類だ。現在、世界では人工臓器のプリンティングはまだ初期の模索段階にあるが、他の3つは中国でさまざまに応用されている。

術前計画と術前シミュレーションでは、南方医科大学基礎医学院の教授で広東省医学生物力学重点実験室の室長を務める黄文華(ホアン・ウェンホア)氏は、「従来のCTやMRIなどの画像診断検査の結果で出てくるのは2次元データで、経験豊富な医師でも複雑なケースは正確に把握するのが難しい。データを利用して3D実体模型を作成すれば、医師は直観的に、立体的に病変の解剖学的位置を知ることができる」と説明した。

先天性心疾患の手術を例にすると、患者一人一人の状況が異なり、これまでは手術時間の3分の1は医師が病状の観察と判断に当てられ、正確に把握できていない場合、他の医師に立ち会いを依頼することもあった。3Dプリンティング技術を利用すれば、手術前に患者の心臓模型をプリントアウトし、前もってしっかりした手術計画を立てられるようになる。

広東省人民病院心血管医学3Dプリンティング実験室の医師の荘健(ジュアン・ジエン)氏は、「病状の診断から手術計画に至り、さらには手術中の確認作業まで、3Dプリンティングは医師に大きなサポートを提供し、手術時間も短縮して、治療の成功率を高めた」と述べた。

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