韓国で中国旅行の予約率が75％急増＝韓国ネット「上海に行って衝撃」「断然日本派」

29日、韓国・SBSは「8日に中国政府が韓国人のビザ無し入国を許可した後、中国旅行の予約率が急増している」と伝えた。写真は韓国・仁川国際空港。

2024年11月29日、韓国・SBSは「8日に中国政府が韓国人のビザ無し入国を許可した後、中国旅行の予約率が急増している」と伝えた。

記事によると、韓国の大手旅行会社ハナツアーでは、今月1～21日の中国旅行の予約件数がその前の3週間と比べて75％急増した。中でも増加率が高かったのは上海で、178％増加したという。

記事は「中国は飛行機で1～3時間ほどで行ける上、ビザ発給の複雑な手続きがなく費用も抑えられるため、旅行需要が集中しているとみられる」と分析している。

業界では、2泊3日、2泊4日など短期間の旅行に若者層の需要が集中するとみられている。金曜日の退勤後に出発し、日曜日か月曜日に帰ってくる“弾丸旅行”の目的地としても最適であるためだという。

また、中国旅行の需要が増加している中で韓国人が中国で入国を拒否される事例も発生しており、旅行会社では入国時の注意事項をよく確認し、訪問目的を明確にするよう呼び掛けているという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「中国は観光地としては魅力的」「中国の大自然を巡る旅がお薦め。ため息が出るほど感動するし、費用も安く済む」「上海旅行に行ってきた。建築物、EVであふれた道路など自分の知っている中国とは全く違っていて衝撃だった」などの声が上がっている。

その他「弾丸旅行なら断然日本派」「月、火と休みを取って4連休にして日本に行く人は多いけど、中国は聞いたことがない」「内需を盛り上げようよ。苦しいときなんだから」などの声も見られた。（翻訳・編集/堂本）