11月の国民経済はポジティブな傾向がさらに拡大―中国

中国の11月の国民経済は安定した成長が進み、ポジティブな傾向がより拡大していることが分かりました。写真はライブコマース。

中国国家統計局が16日に発表したデータによると、今年11月の国民経済は安定した成長が進み、ポジティブな傾向がより拡大していることが分かりました。

具体的には、通年の全国食糧総生産量は前年比1．6％増の7億650万トンで、初めて7億トンの大台を突破しました。また、11月の全国の一定規模以上の工業企業（年売上高2000万元＝約4億2000万円以上）の増加値（付加価値増加値に相当）は前年同期比5．4％増で、前月比0．46％増の伸びを示しました。11月の社会消費財小売総額は前年同期比3．0％増の4兆3763億元（約92兆円）、前月比で0．16％伸びました。11月の物品貿易総額は前年同期比1．2％増の3兆7506億元（約79兆円）でした。

また1～11月、全国都市部の調査失業率の平均値は前年同期比0．1％減の5．1％で、11月の消費者物価指数（CPI）は前年同期比で0．2％上昇しましたが、前月比では0．6％下落したとのことです。（提供/CRI）