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ボッシュ、SDV向けソリューション発表、商用車もソフトウェアアップデートが可能に

レスポンス / 2024年9月24日 15時0分

ボッシュはIAAトランスポーテーション2024において、ソフト定義商用車向けのソリューションを発表した。


自動車業界がソフトウェア定義のモビリティへと移行する中、商用車も大きな変革を迎えている。特に、フリート管理のための接続サービスやソリューションの増加により、トラックやバンも乗用車と同様にアップデート可能であることが求められている。


このため、車両のコンピュータ数を減らし、電気/電子アーキテクチャの複雑さを軽減することが重要。現在、知能は複数のコンピュータに分散しているが、将来的には少数の車両コンピュータに集約される見通しだ。


ボッシュは、ハードウェアからソフトウェア定義のモビリティへの移行を支援しており、商用車ビジネスもその対象に含まれている。同社は、適切なソフトウェアソリューションとサービスを幅広く提供していく。


ボッシュの物流向けデジタルサービスプラットフォーム「L.OS」は、運輸・物流業界が直面する特定の課題に対応している。同社はこの分野でアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)などと協力している。貨物運送業者やキャリア向けのソフトウェアエコシステムの中心には、物流ビジネスのあらゆる側面に対応するデジタルソリューションを一元的に提供するマーケットプレイスがある。これにより、ドライバー、輸送、フリート管理、ルート計画、駐車、金融サービス、サプライチェーンの透明性などがシームレスに統合される。


ボッシュの接続ソリューションは、モビリティおよび物流サービスプロバイダーが車両を効率的に使用し、ダウンタイムを最小限に抑えるのに役立つ。この技術的基盤は、どのメーカーの車両にも後付け可能なボッシュの制御ユニット。これにより、フリートオペレーターは車両の運行および診断データにアクセスでき、データベースに基づく多様なサービスが可能となる。


例えば、「リモジュール」機能は、トラックが走行するルートを認識し、中央データベースに保存された経験値に基づいて速度を微調整することで、燃料消費を最大4%削減できる。これはフリートオペレーターにとって魅力的なコストメリットになるという。


また、「ビークルヘルス」機能は、標準化されたエラーコードやメーカー固有のエラーコードを記録し、クラウドで評価する。これにより、早期に問題を特定し、理解しやすい形で提示することで、早期のメンテナンスを提案できる。予期せぬ故障の数が減少し、オペレーターの計画が容易になる。

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