「食事や運動に対する人間の意識は10歳までに決まる」という研究結果

ロケットニュース24 / 2012年1月4日 6時0分

「食事や運動に対する人間の意識は10歳までに決まる」という研究結果

運動を続けられない人、ついつい食べ過ぎてしまう人など、なかなかダイエットできずに悩んでいる方々は、意志の弱い自分を責める前に、幼少期の生活を思い出してみてほしい。もしかしたら、やせられない理由は過去の生活習慣にあるのかもしれない。

というのも、最新の研究で、人の食事や運動に対する意識は10歳頃までに決まるということが報告されたのだ。

ニューカッスル大学のヘザー・ブラウン教授は、幼い頃の生活習慣が成長してからどれくらい維持されるのかを調査した。研究のもととなったデータは、100組以上の兄弟たちから集めたもの。兄弟ならば、通常は子ども時代を共に過ごし、ほぼ同じ生活をしていたと考えられるからである。

調査の結果、健康的な食事を摂ることや定期的に運動をすることなど、10歳頃までに身につけた意識は大人になってからも基本的には変わることなく持ち続けるということがわかったそうだ。被験者たちは、現在も両親と暮らしている人から、すでに独立して兄弟同士も離れて生活している人まで様々だったが、同じ生活意識を持ち続けているという点に関しては一致していたという。

教授によると、「例えば、毎朝きちんと朝食を食べるというような生活の基本的な習慣は、だいたい10歳頃までに人間の意識のなかに備わっていくと考えられます」とのこと。

「そのため、親は子どもにとって非常に重要なお手本になります。親が不健康な生活を送っていると、子どももそれを受け継ぎ、大人になってからも意識が変わることなく不健康な生活をする傾向があるのです」

言われるまでもないことかもしれないが、やはり幼少期の生活習慣はその後の人生においても非常に大きな意味を持つということなのだ。人間の根本に根付いた生活態度は、強靭な意志の持ち主でない限りそう簡単に変えられるものではないが、「せめて我が子にだけは」と思う方はまずは自分の生活を見直す必要があるかもしれない。

参照元:Mail Online(英文)
photo: flickr JCassiano

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