あなたならどうする? パートナーが「別の性別で生きたい」と言いはじめたら

ロケットニュース24 / 2012年1月10日 11時0分

あなたならどうする? パートナーが「別の性別で生きたい」と言いはじめたら

もしも恋人やパートナーが「違う性別になりたいけと言ってきたら、あなたはどうするだろうか? その申し出を快諾するのは、とても難しいことではないだろうか。人によっては別れを選ぶこともあるはずだ。

結婚から約10年を経たイギリスのとある夫婦は、別れを選ぶことなく、お互いが新たな人生を歩むことを選択した。その夫婦は、女として生きたかった夫の願いを妻が受け入れ、再度結婚する準備を進めているのである。一般的に見れば受け入れがたいことだが、ふたりにとっては今よりもさらに幸せに近づく道だったようだ。

この意外なかたちの結婚生活をしているのは、英ウェスト・ヨークシャー州に住むワトソンさん夫妻である。夫のバリーさんは幼いときから自分が男性であることを認められず、子どものころから家族の目を盗んで母親の服を着ていたそうだ。彼にとっては女性の服を着るほうが自然であり、男として生きることに違和感をおぼえていた。

大人になってからは、みずから女装用の服を購入し、誰も知らない街に出かけて女である自分を楽しんでいた。しかし現実との折り合いをつけなければいけないという気持ちに駆られて、新聞の出会い系広告で女性との出会いを模索。そうしたところ、妻のアンさんとめぐり会ったのだ。

アンさんはバリーさんの心根の優しさにほれ込み、半年で同棲するようになり、7年の交際を経て結婚。すべてはこれで、一件落着したかのように見えた。だが、バリーさんはどうしても女で生きていくことを諦めきれずに、結婚生活6年目を迎えたときに、彼は大きな決断をする。

アンさんに隠れて女装をすることもあったのだが、言い知れぬ秘密を抱えていることが心苦しくなってきたのである。そしてアンさんに「女として生きていきたい」と打ち明けたのだった。

後に彼は「本当のことを伝えるのはとても難しかった」と話している。夫の意外すぎる告白にアンさんもまた傷ついた。初めて夫が女装をしている姿を見たときには、動転して彼の着ていた服を切り裂いたほどだ。

だが、アンさんのなかで、バリーさんと生きていきたいという気持ちには、何か変わりがなかった。そして深く考えた挙句に、彼の考えを受け入れることにした。アンさんの理解を得られたバリーさんは、女性ホルモンを投与を始め、戸籍上も「ジョーン」という女性になった。

そしてふたりは、改めて結婚する準備を進めているそうだ。そしてこれまでにも増して充実した日々を送っているという。あなたなら、いったいどんな選択をするのだろうか? 彼氏・彼女が違う性別になりたいと言ってきたとき、このふたりのようにその願いを聞き入れられるのだろうか?
 
参照元:MailOnline(英語)

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