【悪用禁止】NY市警が実用化を目指す持ち歩ける「身体スキャナ」

ロケットニュース24 / 2012年1月18日 16時0分

【悪用禁止】NY市警が実用化を目指す持ち歩ける「身体スキャナ」

世界有数の大都市ニューヨーク、銃の所持に関する規制がアメリカでもっとも厳しい街なのだが、犯罪は絶えることがなく、警察官は常に「命の危険」と隣合わせで職務を行っている。そのニューヨーク市警がこの先3年を目処に、強力な装備の開発を進めているという。その装備とは、持ち歩くことのできる身体スキャナだ。

これが開発されたならば、ボディチェックを行うことなく銃器を持った相手を判別することができる。ただし、間違った使い方もできてしまうので、扱いには十分な注意が必要だろう。

ニューヨーク市警は現在、この「モバイル・スキャナ」の開発を米国防総省と進めているという。約20メートル離れた場所から、縦90センチ・幅1.2メートルの範囲の対象をスキャニングできる。これを使えば、たとえば警察車両に乗ったまま歩道の不審人物の腰周りを、手を触れることなく確認可能だ。

したがって、拳銃や爆破物を持っていた場合に、未然に犯罪を防げるのである。また、空港や商業施設でも犯罪抑止に一役買うのではないだろうか。

機器の詳細については不明なのだが、今後3年を目標に実用化に向けて開発を進めていくとのことである。

ひとつ懸念があるとすれば、個人のプライバシーの問題ではないだろうか。もしも悪用されたならば、盗撮被害が発生しかねない。仮に後ろからスキャニングされていても、気付かない可能性もある。いずれにしても、市民の安全のために有効に活用して頂きたいものである。

参照元:DVICE(英語)

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