「俺は冒険家になる!1年雪山で過ごすぞー」と誓った男性が1カ月もたずに死亡

ロケットニュース24 / 2012年1月28日 20時0分

言うまでもなく、自然は人間の想像よりもはるかに厳しい。生半可な気持ちで挑んだならば、大けがどころか命を落とす危険も潜んでいる。そうと知りながら、数多くの冒険家が果敢にも大自然に挑み、命を落としている。

最近も1人の英国青年が自然の前に屈し、命を落とした。彼は存命の冒険家、ベア・グリルスに憧れを抱き、「グリルスのように冒険家になって、1年間雪山で過ごす」と誓ったのだが、その誓いもむなしく、1カ月ともたずに帰らぬ人となってしまったのである。

亡くなった青年の名は、デビッド・オースチンさん(29歳)。彼はグリルスに憧れて、スコットランドの高地に入った。彼のグリルスに対する憧れは、大変強いものであり、日頃から体力トレーニングを重ねてサバイバルについて学び、大自然に囲まれて過ごす1年間の生活を、ずっと夢に描いてきた。そして入山したのである。

孤立無援の状況を作りたかったのだろうか。彼はいざというときのための、携帯電話さえもっていなかった。また、冬山の過酷さを十分に認識していなかったかもしれない。とにかく彼自身、予想しない事態に巻き込まれてしまったようだ。

山に入ってから1カ月と経っていない2011年12月31日、地元住民にとある山小屋で発見された。彼はすでに亡くなっていた。死因は凍死だ。本来テントで過ごしているはずの彼が、なぜその場所にいたかは不明。具体的な足取りについても定かではない点があるため、現在彼の死について捜査が進められているとのことだ。

彼が通っていたサバイバル学校の教官は、「この冬の時期に、彼の向かったハイランド地方の雪山で生き残るのは困難だ」と説明している。また、この情報を伝えるブログ「ODDITY CENTRAL」の運営者は、「彼はラフな状況を受け入れる勇気があったかもしれない」と、そのチャレンジを称えているものの「しかし、勇気だけでは生き残れない」と、厳しいコメントをしている。

日本も大寒を迎えて後、寒波に見舞われているのだが、冬の過酷さを改めて肝に銘じておいた方が良いだろう。

参照元:ODDITY CENTRAL(英語)

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