【おもわず笑顔になる話】3歳の女の子の手紙がきっかけで大手スーパーがパンの名前を変更することに

ロケットニュース24 / 2012年2月3日 15時0分

【おもわず笑顔になる話】3歳の女の子の手紙がきっかけで大手スーパーがパンの名前を変更することに

昨年5月。イギリスに住む3歳半のリリー・ロビンソンちゃんは「タイガー(トラ)パン」という名前のパンを目の前に、ふと疑問をいだく。「あれ? これ、トラさんににてない。キリンさんのほうににてるわ!」

この思いを伝えるべく、このパンを売る大手スーパーマーケット、セインズベリーに手紙を書くことにした。お母さんの手伝いを借りて、なんとか手紙を書いた。「どうしてタイガーパンというなまえなのですか? これはキリンパンにすべきです。 あいをこめて リリー  とし 3 1/2」

その2週間後、リリーちゃんにスーパーから返事がきた。そのやりとりが大きな反響を呼び、物事が展開していくことになる。

リリーちゃんの手紙に返事を書いたのは、カスタマー部門のマネージャーであるクリス・キング氏だ。「名前をキリンパンに変更するというのは素晴らしいアイデアだと思います。実際、トラのしま模様よりもキリンのはん点の方にずっと似ていますね」

そして、こう説明を続けた。「ずーーーっと昔、このパンを最初に作ったパン屋さんはパンの模様がトラのしま模様に似ていると思ったので、タイガーパンという名前になりました。でも、彼らはちょっとおばかさんだったかもしれませんね」最後に、署名と共に「27 1/3」と、リリーちゃんと同じ様に自分の年齢を書いた。

リリーちゃんの手紙とスーパーの返事をリリーちゃんのお母さんがFacebookで公開すると、このやりとりに共感した多くのユーザーたちが「イイネ!」ボタンを押した。「イイネ!」の数は何と公開から8カ月で15万件に達した。

この反響の大きさを受けて、ついにスーパーも動いた。リリーちゃんの提案通り、パンの名前を「キリンパン」に変更することにしたのだ。

先月末、スーパーの広報担当は次のように発表した。「弊社のタイガーパンはキリンに似ているという非常に多くのお客様の意見を受けて、本日名前をキリンパンに変更し、しばらく反応を見てみようと思います」

スーパーの担当者によると、ツイッターやFacebookでリリーちゃんへの手紙の返事について多くの称賛を浴びたキング氏は会社を辞めたとのこと。今は小学校の先生になるための養成訓練を受けているそうだ。

リリーちゃんは今回のスーパーの決定に大喜びしているにちがいない。また、SNSの力があったとはいえ、リリーちゃんの手紙に素晴らしいユーモアと誠実さで対応したキング氏の返事がなければ、これだけの共感を呼ぶことはなかっただろう。

この記事を掲載したMail Onlineのサイトでも、キング氏の対応と人情味あふれる決断をした大手スーパーのセインズベリーを褒めたたえるコメントが数多く寄せられ、大きな反響を呼んでいる。多くのユーザーがコメントしているように、きっとキング氏は将来素晴らしい小学校の先生になるにちがいない。

(文=佐藤 ゆき
参照元:Mail Online (英文)

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