【中国】 国内にはもう見切り? クラス全員がアメリカへの進学を決めた高校

ロケットニュース24 / 2012年3月5日 14時0分

【中国】 国内にはもう見切り? クラス全員がアメリカへの進学を決めた高校

以前ロケットニュース24では、中国の富裕層は子どもを国外の学校に通わせたがっている件をお伝えした。激しい競争社会を勝ち抜くために留学する学生も少なくない。

そんななか、中国のある高校では1クラス全員が中国の大学ではなくアメリカの大学へ進学するという。彼らは誰かに強制されているのではない。ひとりひとりが自分でアメリカへの進学を決めたというのだから驚きである。

全員がアメリカの大学に進学するのは湖北省武漢市にある華中師範大学付属高校3年1組の皆さんだ。現在、中国のほとんどの高校3年生が6月の入試に向けて猛勉強をしているなか、3年1組の35名はアメリカの大学から入学許可証を受け取ることになっている。

このクラスは「国際留学実験クラス」と呼ばれている。彼らは2年生のとき「国内の大学には進学しない」と自分で進路を決めたそうだ。それ以来、アメリカへの進学を目標に頑張ってきたという。

このクラスでは一般的な高校のカリキュラムのほかに、英語コミュニケーション、TOEFL、イギリス・アメリカ概況、人文講座など入試対策だけでなく現地の学生生活を見据えた授業を受けている。生徒によると少ない人で7校、多い人で20校以上、アメリカの大学に願書を提出。そして不合格になった大学はほとんどないという。35名それぞれの進路は決定しており、あとは入学許可証が送られてくるのを待つだけだ。

だが、担任によるとこのクラスの生徒は決して成績優秀とは言えないそうだ。国内で大学を受験した場合、上位の大学には滑り込めるかどうか微妙なレベル。しかし、彼らはアメリカでは優秀な学生と位置づけられ、奨学金まで出す学校もあるとのことである。

クラス委員長の周さんはアメリカのアルビオン大学とドリュー大学に合格。両校はそれぞれ毎年2万2000ドル(約180万円)、1万6000ドル(約160万円)の奨学金を彼女に与えるとしている。

現在、アメリカでは中国人留学生が増加している。運営資金確保のため留学ブームの中国から学生を多くとろうという学校が増えているためだ。学生をあっせんしてもらうために中国の学校に紹介料を払ったり、また安易に学位を与えたりするケースもあるそうだ。外国への進学が華々しく取り上げられている一方で、このような問題も表面化してきている。

参照元: 新浪新聞(中国語)

■関連記事

ロケットニュース24

トピックスRSS

ランキング