【衝撃事実】キムチ鍋の起源は日本か / 両者の調理法はまったく異なる

ロケットニュース24 / 2012年4月1日 12時0分

まだまだ寒い日が続く3月、夕食にあったか~い鍋を食べる家庭もあるのではないでしょうか? 日本の鍋として「水炊き」や「寄せ鍋」などが有名だと思いますが、韓国料理として有名な『キムチ鍋』が、実は日本発祥の食べ物だということはあまり知られていません。

「キムチ鍋の起源が日本だなんてありえないよ(笑)」と否定する人も多いと思いますが、なぜキムチ鍋が日本発祥の料理なのか、詳しくご説明をしたいと思います。一般的に「韓国のキムチチゲ=日本のキムチ鍋」だと考えられがちですが、両者の作り方はかなり違います。たとえば……。
 
■韓国には日本のような『キムチ鍋』は存在しない
韓国のキムチチゲは、キムチと肉を炒めてから出汁(ダシ)をそそぎ、調味料で味を整えてから野菜を入れて煮込んだものです。鍋というよりはどちらかというと「スープ」に近いものになります。

日本のキムチ鍋は、鍋に肉や野菜、キムチなどの具を入れてからスープをそそいで煮たものとなります。つまり、両者はまったく調理法が異なるのです。

■具材・盛り付けにも大きな違い
日本のキムチ鍋には生の白菜を入れることが多いですが、韓国のキムチチゲには生の白菜の代わりに大量にキムチを入れます。また、日本のキムチ鍋にはあまり入れない「玉ねぎ」を入れることもあります。盛り付けにも違いがあります。日本のキムチ鍋は具材ひとつひとつを分けて入れるのに対し、韓国のキムチチゲは混ぜて入れることが多いです。

■日本のキムチ鍋は、韓国のキムチでは美味しく作れない場合がある
韓国のキムチは日本のキムチと比べ、発酵が進んでいるので酸味がかなり強いです。そのため、事前に炒めるなどしてよく加熱しないと酸味が際立ってしまい、美味しい鍋の具材になりません。

そのため、事前にキムチを炒めない日本のキムチ鍋に韓国のキムチを入れた場合、酸味が強いままになってしまい、あまり美味しくない場合があります。このことから日本の甘めに作られたキムチの方が、キムチ鍋に合うといえます。

以上のことから、韓国のキムチチゲと日本のキムチ鍋はまったくの別物であり、「キムチ鍋」は日本が起源といえるのです。たとえていうなら、日本のラーメンの起源は中国料理ですが、日本人が独自にアレンジして進化させた結果、日本の麺料理となりました。それと同じことが「キムチチゲ」と「キムチ鍋」の関係にもいえるわけです。

キムチ鍋のおおもとはキムチチゲかもしれませんが、日本のキムチ鍋は日本人が美味しく進化させた「日本の鍋料理」といってもよいものになりました。もしテレビなどのアンケートで日本人が好きな鍋料理の一位がキムチ鍋となったとしても、韓国料理のゴリ押しではないのです。なぜならキムチ鍋は『日本料理』といえるのですから。


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