これは性癖ではない! 大人なのに赤ちゃんのように振舞う『アダルトベイビー』

ロケットニュース24 / 2012年4月2日 9時0分

これは性癖ではない! 大人なのに赤ちゃんのように振舞う『アダルトベイビー』

「インナーチルドレン」という言葉をご存知でしょうか? これは子ども時代の記憶や感情(内なる子ども)が、考え方の基本にあるとするものです。「三つ子の魂、百まで」ということわざにあるように、子どもの頃の経験は深く自分の思考に根ざしているようです。

多くの人が成長して自らも家族を持つようになると、次第に子どものときの影響が薄れていくものです。しかし31歳のスタンレー・ソーントンさんは、家で過ごすときは、赤ちゃんのように振る舞い、その特殊な生活を2年も続けているのです。これは決して性癖によるものではなく、彼の少年時代の出来事が原因なのだとか……。

スタンレーさんは普段警備員として働いています(現在は心臓の病のため休職中)。家に帰ると、それまでの状態から一変、なんと赤ちゃんの姿に変貌してしまいます。大人サイズの産着を着て、おしゃぶりをくわえて、ブロックやぬいぐるみで遊び、そして眠るのです。その状態が一番落ち着くと彼は言います。

もちろん赤ちゃんですから、家で仕事はしません。炊事や洗濯もしません。では、一体どうやって生活しているのかと言うと、ルームメイトの女性、サンドラ ・ディアスさんが身の回りの世話をします。彼女はソーントンさんの親族ではなく、恋人でもありません。しかし、彼のことを放っておくことができず、まるで家族のように世話をしているのです。

赤ちゃん状態で生活するのは、不便な点も少なくないでしょう。気軽に買い物にも行けず、誰かに頼らずに生活することはできないのです。そうまでして赤ちゃん状態を維持するのには、彼のトラウマが影響しているようです。実は13歳のときに虐待を受けたこときっかけに、夜尿をするようになってしまいました。20歳になったときでも、おむつを外すことができなかったそうです。

心に負った傷は今でも彼を苦しめています。不安で夜も眠れなかった少年時代のことを思うと、赤ちゃんのように無防備でいられることは「至福」と言えるでしょう。したがって彼は現在、大変幸せな生活を送っているようです。

彼のように、家庭で赤ちゃん生活を送ることを「アダルトベイビー」と呼ぶそうです。これは珍しいものではなく、世界でいくつか事例が報告されています。その誰もが幼少期に何らかの問題に遭遇したのかもしれません。

参照元:The Sun(英語)


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