映画『テルマエ・ロマエ』が反日的な内容だというので見に行ったら”日本最強!”な映画だったでござる

ロケットニュース24 / 2012年5月14日 16時0分

映画『テルマエ・ロマエ』が反日的な内容だというので見に行ったら”日本最強!”な映画だったでござる

ヤマザキマリ先生原作の人気マンガ『テルマエ・ロマエ』が映画化され、イタリアでも上映を開始するほどの大ヒットとなっているようです。

阿部寛や宍戸開、北村一輝などの”濃い顔”をした俳優たちが古代ローマ人の役を演じており、ほりの深い顔が好きな人にはたまらないメンツが揃っていますが、この映画に聞き捨てならない内容が含まれているとネットの一部で話題となっているのをご存知でしょうか。

それは作品が「反日的」だということ。インターネット掲示板は、以下のような反日的な内容が映画に含まれているということでした。

<テルマエ・ロマエが反日的だという内容>
・日本人を平たい顔族という蔑称で呼んでいる。
・日本の銭湯を奴隷用扱いしている。
・マルクスという人物が登場し左翼ステマの疑いがある。
・日本料理の代表が何故かラーメンや餃子といった中華料理。
・意図的につり目の人物を多く描いている。また猿の出る回に出てくる日本女性がその猿そっくりである。
・日本の軍事力が低いというセリフ。
・そもそも日本文化を過去の外国に持っていかれると起源が変わってしまう。
・オンドルなどという朝鮮語。
(インターネット掲示板より引用)
 
ここに書かれている内容をそのまま受け取れば、確かに反日的な映画だといってよいでしょう。本当にテルマエ・ロマエは反日映画なのか? 実際に映画を見て確かめることにしました。

……映画を見た感想としては「全然反日じゃないよ! むしろ日本最強だよ!」と思いました。阿部寛さん演じる浴場設計技師のルシウスがふとしたことで日本にタイムスリップし、日本の優れた技術を古代ローマに持ち帰ることで大活躍するのは、見ていてかなり爽快です!

また、「平たい顔族」については古代ローマ人より平均的に日本人などのアジア系人種の方がホリが浅いというだけで、差別的な感じには思えませんでした。

奴隷扱いというのも古代ローマ人は別人種が統治していた国を侵略していたため、”奴隷=ローマ人以外”という認識だったようです。そのため、別の人種を見て奴隷だと思っただけで日本人=奴隷と取るのは、ちょっと勘違いのような気がしました。

その他の点についても「考えすぎ」と思えるようなものばかりで、結論としてはテルマエ・ロマエは反日的な映画では全くありませんでした。

インターネット掲示板を更に読んでいくと、「騒ぎたいだけだろうな。あほらし。」、「原作ろくによまず理解もせず表現だけで頭沸騰してる」などという意見もありましたので、作品を理解している人は反日的だという意見には否定的なようですね。とにかくテルマエ・ロマエ、なかなか面白い作品でした。

(文=江田島平子

参考リンク:映画 テルマエ・ロマエ公式サイト


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